日本人は世界一口が臭い!?目から鱗の口腔ケア新常識
デンタルフロスを使う
「プラークがたまりやすいのは“歯と歯の間”“歯のつけ根”。歯ブラシで歯の表面を磨くのではなく、デンタルフロス(歯間用糸)や歯間ブラシを使って細菌のたまり場を掃除しましょう。歯磨きの代わりにフロスを毎食後使用するのが理想的です」(森院長)
歯ブラシを使うのは寝る前、起きた後
睡眠中は唾液が少なくなって乾燥しがちなため、菌の繁殖しやすい環境になるという。そのため寝る前と起きた後に、デンタルフロスをした上で、歯ブラシで歯を1本1本丁寧に磨くことが大切だ。
ここで要注意なのが歯ブラシ選びだ。
「“歯垢除去力がすごい”などとうたっている“山切りカット歯ブラシ”は、実際には歯の表面の汚れしか取れません。オススメは電動の音波歯ブラシ。ゴシゴシしなくても毛先が届かない場所の歯垢まで清掃できます」(森院長)
舌回しで唾液を出す
唾液は歯周病予防の“主役”ともいえる大事な存在。唾液を出やすくするためには、舌回しが効果的だ。
やり方は簡単。舌を歯茎と唇の間に入れ、舌先で歯茎をなぞるように右上奥から順番に左下奥へ、さらに右下奥へと移動させる。これを10回、反対回しを10回行うこと。舌回しは副交感神経を刺激して過剰な食欲を抑えるので、ダイエット効果も期待できる。
目から鱗の医療新常識だ。
※女性セブン2018年3月1日号
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