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2018.02.19 06:00
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【週刊脳トレ】識別能力の強化で認知症予防「どっちが多い?」
ちょっと脳を働かせるだけでも、脳は元気になることがわかってきています。そこで「脳トレ」(認知症予防医・ひろかわクリニック院長の広川慶裕先生監修)をやってみましょう。短時間で脳の活性化に役立ちます。認知症の予防やMCI(軽度認知障害)の改善に脳トレをどうぞ!
考えたり覚えたり判断したりといった脳の働きにより、脳に栄養を送る血液の流れが向上してきます。すると情報を伝達する神経細胞は結びつきが強くなり、情報の流れがスムーズになってくるのです。
今回は「どっちが多い?」をやってみましょう。「識別能力」という、見た物の中から必要な情報を選別する脳の機能を使います。雑然と置かれている物の中からお目当てのものを見つけたり、ホームページの中から欲しい情報を探したりと日常のさまざまな面で使われます。