スマホなどによる「現代ダメージ・アイ」から回復術|魔法のトレーニングシート付き
生活習慣の改善や、治療に加えて今日からできる簡単なトレーニングが「魔法のトレーニングシート」。
同じ模様と向きを持つしま模様のペアを探す「ガボール・アイ」と呼ばれる神経衰弱のような視力回復法だ。
「ノーベル物理学賞を受賞したデニス・ガボール博士が考案したトレーニング法で、脳の処理能力を上げて、ものを見る力を鍛えることを目的としたシートです。脳を使った視力回復法として世界で唯一、科学的に証明された方法なのです」(平松さん・以下同)
視力と脳はどう関係するか。
「目には盲点があり、片目だけで見ると一部欠けるところがあります。それでは支障をきたしてしまうので、さも見えているかのように脳が補ってくれているのです。同様に、近視やそのほかの原因でぼやけた視界も、脳がくっきりとした状態のように無意識のうちに補ってくれている。ガボールパッチは、その脳の補う力を鍛える方法なのです」
親子で実践!ノーベル賞学者が考えた1日10分見るだけの簡単トレーニング
3種類のしま模様。同じしま模様がそれぞれいくつあるか見つけましょう。制限時間は1つにつき3分。
チャレンジ1
※明るい部屋でシートを目から30cm離して持ってください。もしお子様が「気分が悪い」と言ったらただちに使用を中止してください。
毎日のトレーニングを1か月続けて、視力が0.3上がった人もいるという驚きの方法だ。近視以外に老眼や乱視などでも視力が回復した例があるという。
「重要なのは、継続すること。シートには目安として15分と書かれていますが、時間がなければ3分間眺めるだけでもいい。逆に長時間やったから効果が上がるわけではありません。また、この方法には副作用がないのがメリットなのですが、子供がガボールパッチを行う場合には注意点があります。まずは眼科へ行き、前述のような、成長の異常によって視力が出ていないかどうかの確認をしてもらうこと。そして、気分が悪くなったらやめること。無理強いはしないでください」
魔法のシートの解答は、↓の下を参照ください。
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魔法のシートの「解答」
(A)2個
(B)4個
(C)4個
監修/眼科医・平松類先生
※女性セブン2019年12月5日・12日号
●見るだけで目が良くなる【ガボール・アイ】制作者の眼科医がやり方を解説