いい眠りには寝返りが大切。エアウィーヴ動画で見る介護に◎な寝具
寝具メーカー・エアウィーヴが「airweave チャレンジ! エアウィーヴvsウレタンマットレス 転がりやすいのはどちらだ?」という動画を公開した。
これは、【1】一般的な低反発マットレスを繋げたボウリングのレーン状のもの、【2】高反発なエアウィーヴのマットレスを繋げたボウリングのレーン状のもののセットを作り、実際に女性がボウリングをしてしまうというものだ。
転がりやすい寝具は、介護にどのように関係する?
【1】では、ボウリングの球は半分程度までしか転がらないが、【2】ではボールが転がり、ピンはすべて倒れる。ここで「低反発マットレスは転がりにくい」「airweaveは転がりやすい」と出る。
果たしてこれが介護とどう関係するのかといえば、動画の後半で以下のようなテロップが登場する。
「つまりairweaveは寝返りしやすい」「実は、いい眠りには寝返りが大切」「血液やリンパ液などを身体中に循環させたり、体圧を分散させます」
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睡眠中の寝返りといえば、「寝相が悪い」とネガティブに捉えられるかもしれないが、実は重要なものなのだという。
「人間の身体は寝ている間に、重力によって血液が体の一部に偏りがちになったり、体重が同じ箇所に集中して、その部分を圧迫する。もしも、寝たきりになれば、同じ姿勢で寝ている時間は非常に長くなり、寝床に当たっている面が床擦れする」( すなおクリニック院長/早稲田大学 名誉教授・内田直氏)
低反発マットレスは包み込まれるような気持ちよさを起きている間はもたらしてくれるが、高反発のマットレスは寝ている間に快眠をもたらすと内田氏はさらに説明する。
床擦れ対策には「高反発マットレス」が◎
床擦れになると、ひどい場合は骨が露出するほどになってしまうともいうが、これを回避するためには、体重の支えが一点に広がらないようにすることも大切だ。同氏が述べるところの「高反発マットレス」は、体を面で支えるという体圧分散も非常にも優れており、これに合わせて体の動きをサポートし余分な力をかけなくても、体位変換や自力での寝返りができるという点について同氏は推奨している。
冒頭の動画の意図について、制作者のエアウィーヴ・須田伸氏は「介護」の観点からこう語る。
「寝返りのしやすさが睡眠の質において重要であることを、わかりやすく伝える目的でこの動画を作成しました。エアウィーヴは、寝返りのしやすさに加えて、カバーもマットレス自体も洗うことができるなど、介護という観点で優れた性能を持つ寝具だと思います」
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