小池百合子氏も愛用 あざを消すファンデーション驚きの効果
「10年ほど前は、芸能人御用達の大手化粧品メーカーで特注したファンデーションを愛用していました。でも最近は、“もっといいファンデーションを見つけたの”と話していたんです。医療用ファンデーションといって、真っ赤なあざにも少し重ねるだけできれいに消えるんだとか」(前出・小池氏の知人)
医療用ファンデーションとは何か。フェイシャルセラピストのかづきれいこさんが解説する。
「医療用ファンデーションは、あざや傷跡、病気による肌の変色など肌トラブルをカバーするために開発されたものです。あざ用、傷跡用など細かく分かれています。普通のファンデーションは伸びをよくするために油分が多く含まれていますが、医療用は油分が少なめで粘度が高いので、少しの量でもしっかりとカバーできる。時間が経っても地肌が見えないよう、水や汗、皮脂にも強く作られています」
医療目的だけではなく、肌のくすみやシミ、にきび跡などにも応用ができるそう。
「傷や変色した部分にいくら素肌と同じ色のものを重ねても、かえって素肌との違いがわかりやすく浮き出てしまうんです。それぞれの症状や肌の色に合うものを選ぶことで、よりカバー効果が高まります」(前出・かづきさん)
カバー力があるだけに厚塗り感が気になりそうだが、医療用ファンデーションは薄づきでも気になるところをしっかり隠してくれる。
「カバー効果が高いのが、イエローの下地で肌全体のトーンを上げ、赤みやくすみを解消し、その後にオレンジ系のファンデーションを混ぜ合わせて塗る方法。血色のいい健康的な肌に見せることができます」(前出・かづきさん)
医療用ファンデーションは薬局などの医療機関のほか、大手百貨店や全国の化粧品店でも取り扱いがあり、値段は2000円代からあるという。あざや傷をあきらめることなく“美肌ファースト”で挑みたい。
※女性セブン2017年5月11・18日号
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