手厚い「個別ケア」を実現した介護付有料老人ホーム<前編>
チャームプレミア目白お留山
2017年2月1日にオープンした「チャームプレミア目白お留山(めじろおとめやま)」。運営企業の株式会社チャーム・ケア・コーポレーションは、近畿圏で介護事業を運営し、「チャーム」シリーズ、落ち着いた住環境とプラスアルファのニーズに応える「チャームスイート」シリーズを展開してきた。そして、チャームプレミア目白お留山が第一号となる、充実した設備と「おもてなし」を感じる最上級のホスピタリティが特徴の「チャームプレミア」シリーズをオープン。24時間の介護サポートはもちろん、「個別ケア」をより重視している。
訪れてまず目に入るのが、エントランスの大きな絵画だ。ホーム長の伊田幸太さんによると、ホーム内には80点ほどが飾られているという。チャームプレミア目白お留山だけではなく、チャーム・ケア・コーポレーションが運営する他の施設にも絵画はあるそうだ。絵画がきっかけとなって、入居者とスタッフ、入居者同士のコミュニケーションが生まれることも多いという。
4つのサービスに特化した「個別ケア」
第一号となる「チャームプレミア」シリーズを作るにあたって、今まで運営してきた施設の入居者から出てきた要望を精査するところから始めたという。様々な声を聞いていく中で出てきた答えが「個別ケア」だ。実際、個別ケアをどこまで提供するかを悩んでいる高齢者向け施設は多い。費用との兼ね合いで、どこかで線を引く必要が出てくるためだ。入居者と接する現場スタッフの悩みにもなる。そういう意味では、入居者側も、自分自身が支払うことのできる金額と受けたいサービスのバランスを考えて施設を選ぶことが必要になってくる。見学をし、話を聞いて、納得した上で決めたい。さらに注意すべきは、入居年数を重ねていくと身体、精神両面が変化することだ。