介護生活にハーブを!<2>「緑の医学に取り組む」専門店
電子レンジで温めて使える薬草カイロ『温香楽(おんこうらく)』です。
介護している人、受ける人どちらにも、“癒し”と“冷えの緩和”、その両方に役立ちます。レンジで1~2分温めるだけで、約50分温感が持続するので、手軽で効果の高い温熱源となります。
中身は岩塩と20数種の薬草で、使い捨てのカイロとは違い、半永久的に使えるカイロとも言えます。濡れタオルを『温香楽(おんこうらく)』にまいて、電子レンジでチンして使用すると、蒸気と共に、薬草の香りと温熱効果がじんわりと浸透してきます。
私も試してみましたが、首や肩の凝り、腰や足の痛み、眼精疲労が、まるで温泉に浸かったようにほんわかと緩んでゆくのがわかりました。
「自分では気がつかないうちに冷えている臀部や足の付け根に馬蹄形のカイロを当てるとリンパの流れが良くなっていいですよ」と店長の松岡さん。
この商品は店舗販売のみ、数量限定ということです。
店は自由が丘駅南口から徒歩3分。車椅子でも入れるビルの1階にあります。店内には、気軽な施術を受けられるコーナーも併設されていますので、お悩みに合った精油を使ったオイルマッサージの体験をされてから購入をするのもいいかもしれません。
また、店舗以外に、別館でハーブスクールの開催もしていますので、メディカルハーブの使い方や本格的に有効成分や健康維持・増進に役立つ知識を学ぶこともできます。
施術を学ぶ『高齢者へのアロマケアの技術とコツ』や、植物療法を学べる『統合ヘルスケアのすすめ』などの単発講座や、初心者の方が参加できる『アロマテラピー&メディカルハーブのワンコイン体験レッスン』など、さまざまなセミナーもあります。詳しくはHPご参照ください。
直接お店に行けない方は、オンラインショップもあります。
http://shop.greenflask.com
「介護ケア情報局」というブログも発信されていますのでぜひご参考に。
【データ】
グリーンフラスコ自由が丘店
住所:東京都世田谷区 奥沢5-41-12 ソフィアビル1F
電話: 03-5483-7565
営業時間:11:00~20:00
水曜日定休日
HP:http://www.greenflask.com
ブログ:「介護ケア情報局」http://kaigocarer.exblog.jp
飯田裕子(いいだ・ゆうこ)
1960年東京生まれ。写真家・ハーバリスト。30代の後半にストレスと過労で体調を崩すも、医療行為を受けながらハーブと出会い回復。メディカル的なハーブに興味を持ち、取材を始める。英国在住のハーバリスト、リエコ大島バークレー女史と出会い「ハーブの薬箱:文化出版」の企画、撮影に携わる。その後、日本メディカルハーブ協会のハーバルセラピストの資格を獲得。ハーブの知恵を生かすべくガーデンスタジオJP(https://www.facebook.com/gardenstudiojp/?pnref=lhc)として活動を始める。85歳になる元医師の父と母の遠距離プレ介護が始まったばかり。