介護生活にハーブを!<1> 「きのことエキナセアの薬草のすうぷ」レシピ
<作り方>(4人分)
【材料】
玉ねぎ 中1個
にんにく ひとかけ
きのこ(まいたけ、しめじ、えのき、しいたけなど各小袋1パック)
※きのこは、他にマッシュルーム、エリンギなど入手可能なものを3種類以上合わせると旨味が出ます。
水 2.5カップ
オリーブオイル 大さじ3
豆乳 300ml
エキナセアパウダー 8g
塩・こしょう・みそ・しょうゆ 適量
【1】薬草すうぷの基本のベジブロス(野菜だし)を作る。玉ねぎとにんにくは無農薬であれば剥いた皮を。しいたけやきのこのヘタの部分、水カップ2.5杯入れ、中火で30分煮出す。
【2】玉ねぎは櫛形の薄切りに、にんにくは千切りに。きのこ類はざっくりと手でほぐす。しいたけも薄切りにする。
【3】鍋にオリーブオイル大さじ3杯を入れ玉ねぎとにんにくを焦がさないように中火で炒め、しんなりしたら蓋をして弱火で30分、時折かき混ぜながら玉ねぎがしんなりするまで30分蒸らし炒めする。
(蒸らし炒めすることにより、玉ねぎの旨味と甘味を引き出しすうぷに深みを加えることができます)
【4】きのこを全て加えて玉ねぎとよく絡ませながら3分ほど中火で炒める。
【5】火が全ての素材に通ったらベジブロスを加える。
【6】フードプロセッサーかミキサーなどに5を入れてきのこが細かくなるまで回す。この段階でペーストになる。
【7】鍋に6を戻し豆乳をゆっくりと加え、煮立てない程度に温める。
【8】最後に塩・こしょう・しょうゆ(もしくはみそ)を隠し味に。粉末のエキナセアを加えて、よく混ぜて出来上がり。
「きのこグラタンのような風味がありますので、すうぷをお粥にかけたりパスタやパンのお供にも相性がいいです。
すうぷに入れるエキナセアは、埼玉県大里郡寄居町の『健康活性農場』で無農薬で栽培された粉末を使用しています。香りはほとんどなく、緑の粉末がすぐにすうぷと馴染み、使いやすいハーブです。使用上の注意として、エキナセアには活力を上げ、免疫賦活する効用がありますので、くれぐれも適量(少量)を守ってお使いください。また、キク科アレルギーの方のご使用はご注意ください」(園藤さん)
料理監修:園藤祐子(えんどうゆうこ)
ハーバリスト。日本メディカルハーブ協会認定ハーバルプラクティショナー。大宮や千葉の鴨川市、自由が丘のグリーンフラスコで薬草すうぷ講座も開催中。
http://ameblo.jp/herbal-momo/entry-12206576373.html
【データ】
薬草すうぷ屋 by Herbal MOMO
さいたま市大宮区にある「ギャラリーカフェてらこや新都心」にて5週おきに1週間オープン。薬草すうぷのランチプレートやハーブのスイーツなどが好評。
住所:埼玉県さいたま市大宮区北袋町1-285
営業時間:Facebookでご確認ください
薬草すうぷ屋 Facebook:https://www.facebook.com/611827412251779/
Herbal MOMO HP:https://www.herbalmomo.com
【健康活性農場】
埼玉県大里郡寄居町秋山655-14
tel&fax 048-581-8492
HP http://www.nexyzbb.ne.jp/~yoshida-0703/
飯田裕子(いいだ・ゆうこ)
1960年東京生まれ。写真家・ハーバリスト。30代の後半にストレスと過労で体調を崩すも、医療行為を受けながらハーブと出会い回復。ハーブのメディカル的な側面に興味を持ち、取材を始める。英国在住のハーバリスト、リエコ大島バークレー女史と出会い「ハーブの薬箱:文化出版」の企画、撮影に携わる。その後、日本メディカルハーブ協会のハーバルセラピストの資格を獲得。ハーブの知恵を生かすべくガーデンスタジオJP
(https://www.facebook.com/gardenstudiojp/?pnref=lhc)として活動を始める。85歳になる元医師の父と母の遠距離プレ介護が始まったばかり。