広がる「リモート介護」遠距離介護を支えるサービスから見守り機器まで専門家が解説
現在、岩手県で暮らす要介護4の母を東京から通いで介護する工藤広伸さんは、リモート介護歴14年。さまざまなサービスを組み合わせ、認知症と身体障害を抱える母を支えている。
そんな工藤さんが話すリモート介護のポイントは、日常的な「見守り」をどう設計するかだ。
「安否確認をご近所や親族に頼る方法もありますが、震災など災害時に様子を見に行ってもらうのは難しい。私は、自宅のリビングやトイレの前など複数の箇所に見守りカメラを設置しています。実際に母がトイレから長時間出てこなかった際は、すぐに24時間体制の看護サービスに連絡し、倒れているのを発見できたことが何度もありました」(工藤さん・以下同)
リモート介護に役立つ!「スマート家電」5選
【1】スマートリモコン
家電のリモコン機能をスマホに集約させることで、遠隔での室温調整などが可能に。工事不要で使えるものも。
【2】見守りカメラ
人の動きを検知してスマホに通知を送ってくれる機能や、会話機能付きなど、ニーズに合った製品を選べる。
【3】スマートスピーカー
声だけで操作ができるので、機械操作が苦手なシニアも使いやすい。スケジュール管理が簡単にできるので、認知症の人におすすめ。
【4】人感センサー付きライト
トイレまでの動線や段差のある場所に導入すると、転倒予防に効果的。必要なときだけ点灯するので省エネ。
【5】見守りセンサー
センサーで人の動きを検知し、転倒や徘徊などのトラブルを感知し通知してくれる。
