ズボラでもできる“寝たきり”を予防する食事法「バランスのいい食事のための10品目をチェック」【管理栄養士解説】
バランスよく食べるためのヒントを中村さんが紹介する。
ヒント【1】缶詰や冷凍食品をうまく使う
下処理がしてある缶詰や冷凍食品を常備しておくと、下ごしらえの手間が省ける。
「さばやいわしなど青魚の缶詰は中性脂肪を抑えるEPAやDHAが豊富に含まれています」(中村さん・以下同)。
ヒント【2】減塩調味料やだしを活用
高血圧の場合、減塩を心がけよう。
「最近は減塩調味料も充実しています。だしや、かぼすなどの柑橘類を活用すると調味料が減らせて減塩になります。そのほか、しょうがやスパイスなど香辛料も減塩の手助けをします」。
高血圧の場合、減塩を心がけよう。
「最近は減塩調味料も充実しています。だしや、かぼすなどの柑橘類を活用すると調味料が減らせて減塩になります。そのほか、しょうがやスパイスなど香辛料も減塩の手助けをします」。
ヒント【3】おやつの時間に栄養補給
食が細くなってきたら、おやつで栄養を補給しよう。
「小腹がすいたときは、ゆでたブロッコリーやミニトマトなど、野菜を補食として食べるのがおすすめです。チーズやヨーグルトを摂るのもいいですね」。
ヒント【4】寒い日にはミルクスープがおすすめ
ミルクスープのレシピは以下の通り。
<1人分の材料>
●冷凍ブロッコリー:15g
●冷凍ミックスベジタブル(冷凍コーンでも可):5g
●キャベツ:小1/4
●ウインナーソーセージ:2本
●水と牛乳:各150ml
●顆粒コンソメ:少量
●塩・こしょう:各少量
【作り方】
【1】ウインナーソーセージは5mmの厚さに輪切りにし、キャベツは3cm角に切る。
【2】鍋に水、【1】で切ったウインナーソーセージとキャベツ、冷凍ブロッコリー、冷凍ミックスベジタブルを入れて、弱火で10分ほど煮る。
【3】【2】に牛乳、顆粒コンソメ、塩こしょうを加えてひと煮立ちさせる。
イラスト/早瀬あやき 写真/PIXTA
※女性セブン2024年12月5日号
https://josei7.com
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