「76才の頑固な母、何もやる気がしないと家にこもりきり」家族の悩みに91才料理研究家・小林まさるさんが回答|まさるの人生相談&お手軽レシピ・第5回
納豆もチーズもたんぱく質豊富な発酵食材。「歩くには筋力も必要だから、このふたつをよく食べているよ」と、まさるさん。納豆×チーズ、和×洋の組み合わせが絶妙な逸品を紹介する。
納豆とモッツァレラチーズの塩昆布マスタード和え
【材料】(2人分)
長ねぎ…2cm
モッツァレラチーズ…1袋(100g)
納豆(小粒)…1パック(40g)
マスタード…小さじ1
塩昆布…大さじ1
【作り方】
【1】長ねぎは薄い小口切りにする。長ねぎの青い部分適量(分量外)も仕上げ用に薄い小口切りにしておく。モッツァレラチーズは食べやすい大きさにちぎる。
【2】ボウルに納豆、マスタード、長ねぎを入れて混ぜる。さらに、塩昆布、モッツァレラチーズを加えて和える。
【3】器に盛り、長ねぎの青い部分をのせる。
「意外な組み合わせかもしれないけど、酒のつまみに最高なんだ。和辛子ではなく、マスタードを使うのがポイント。塩昆布となじんで、納豆とチーズをうまいことまとめてくれるよ」
歯応えのいいモッツァレラチーズと納豆がよく絡み、絶妙な一体感。マスタードのほのかな辛味で、お酒がすすむ一品だ。
「うまいつまみで一杯やって、悩みをリセットしてほしいな」
撮影/菅井淳子 取材・文/岸綾香