【シューマイ】基本の作り方からトッピング自由な“焼きシューマイ”まで!電子レンジやたこ焼き器で作る絶品レシピ7選
ごはんのおかずはもちろん、お酒のつまみにもぴったりな肉のうまみがジュワッと広がるシューマイだが、自分で作るのは難しいと思っている人も多いはず。実は、簡単に本格的な一品が作れてしまうんです。基本的な作り方から、皮で包まないアレンジシューマイまで、友人や家族と一緒に食べたいシューマイの作り方を料理家のほりえさわこさんに紹介してもらいました。
教えてくれた人
ほりえさわこさん/料理家・栄養士
代々続く料理家の3代目として、中学生の頃から自宅の料理教室で基礎を学ぶ。イタリア、韓国での料理修業経験も持つ。リピートしたくなる手軽な料理が人気。
料理家・ほりえさんオリジナル!基本の蒸しシューマイ(12個分)
※材料は記載がないものはすべて2人分です。
※電子レンジは600Wを使用しています。
※記載のないものは、好みのたれを合わせてください。
<材料>
豚ひき肉…150g
玉ねぎ…1/4個(50g)
干ししいたけ…1個
片栗粉…大さじ1/2
シューマイの皮…12枚
熱湯…適量
【A】
しょうが(みじん切り)…小さじ1
砂糖…小さじ1/2
酒・オイスターソース・片栗粉…各大さじ1/2
マヨネーズ…大さじ1
塩…小さじ1/4
【作り方】
<1>「基本の肉だね」を作る
【1】玉ねぎに片栗粉をまぶす
干ししいたけは軸を切って水1/4カップ(分量外)に浸けて戻し、絞ってみじん切りにする。玉ねぎはみじん切りにし、片栗粉をまぶす。片栗粉が玉ねぎをコーティングし、余分な水分を吸って肉だねがベチャつくのを防ぐ。
【2】ねばり気が出るまでよくこねる
ボウルに豚ひき肉、【A】を入れてねばり気が出るまでよく練り混ぜる。【1】の干ししいたけと玉ねぎを加えてさらに混ぜたら、肉だねを12等分する。
<2>皮で包む
【1】皮に肉だねをのせる
シューマイの皮の中央にナイフですくった肉だねをのせたら、皮がついたたねごとナイフをひっくり返す。もう片方の手でたねを軽く、丸く握って押し込むように成形する。
【2】成形し、表面を整える
再びナイフごとひっくり返したら、手で輪を作って持ち、シューマイを取り外す。シューマイの上部の肉だねをナイフで押し込み、表面を整える。皮は内側に折りたたむ。
<3>蒸す
【1】蒸し板にシューマイを並べて熱湯(水はフライパン内の温度が下がるためNG)を注ぐ
深めのフライパンに蒸し板をのせ、クッキングシートを敷いたら、シューマイがくっつかないよう、間隔を空けて並べる。隙間から、熱湯を注ぐ。
【2】ふたをして蒸す
ふたをして強火で10分蒸す。湯気が出なくなったら、熱湯を足す。湯がなくならないよう注意する。
<シューマイの冷凍保存法>
シューマイは上がとじておらず、加熱前のものを冷凍すると崩れやすいため、蒸したものを冷凍する。粗熱がとれたら、保存袋に入れてからバットにおき、冷凍する。すぐに使えて、お弁当にも便利。
基本の蒸しシューマイをよりおいしく【ステップアップ編】
<1>皮と肉だねが余るのを回避
バットの上に肉だねを広げて長方形に整え、皮の枚数分にあらかじめ分けておく。同量を詰めやすく、肉だねと皮、どちらかが余ることがない。
<2>「えび入りのアレンジだね」でバリエをつける
殻つきえびは片栗粉をつけて洗い、殻をむいて背わたをとる。尻尾の部分を残し、残りの部分を刻み、基本の肉だねに混ぜる。尻尾は、トッピングとして上にのせると、赤く発色して出来上がりがきれいに。