週刊脳トレ｜「間違い探し」で空間認識機能を鍛えましょう

　日常生活での違和感というのはさまざまな局面で感じることがあるのではないでしょうか。本や食器の置き場所がいつもと違う、並木の枝が剪定されている、駅の看板が変わっているなどなど。もちろん特に気にならないという人もいると思いますが、周囲の環境を観察したりその違いを見つけたりすることも脳への刺激を高めます。屋外は常に変化するものであふれています。木々や花だけでなくセールの広告やショーウインドー、期間限定のカフェなどもそうでしょう。歩きながら楽しめる脳トレですので「街観察」をぜひお試しください。

監修：広川慶裕（ひろかわよしひろ）

1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防／治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング　認トレ　一生ボケない！　38の方法』（すばる舎）、『あなたの認知症は40歳からわかる!!!　早期発見で発症、進行を抑える』（悟空出版）など。

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