華やか&かわいい!着ると気分が上がる注目の介護服ブランド誕生秘話「介護に笑顔を増やしたい」
創業 70年の老舗アパレルメーカーが、着るだけで気分が上がる介護服ブランド『ME KAIGO(みーかいご)~私のための介護服~』を立ち上げ、「介護パジャマ」と「お食事エプロン」を発売した。「カッコイイおじいちゃん、かわいいおばあちゃん」のための新ブランドから登場した注目のアイテムをご紹介する。
介護している人、介護される人も笑顔になる介護服作りを目指す
「オシャレな介護服が少ないのではないか」。介護経験を持つ社員の声から誕生した『ME KAIGO~私のための介護服~』。今までにない柄を取り入れた「オシャレな介護服」と注目を集めている。
「『介護服は機能的であれば十分』と、多くの人が常識として思っているかもしれません。しかし、実際は、高齢者や介護施設入居者、また介護している側も華やかでかわいくておしゃれで気分が上がるものが良いと思っているかたが多いことを知りました。
ただ、かわいいだけではやはり難しいというのが現状。エプロンやパジャマの利用状況や洗濯方法などを聞き、どうすれば介護する側もされる側もより快適に使えるかといった機能の部分についてかなりこだわりました。その後、実際のサンプル商品を見ていただいたときの嬉しそうな顔は忘れられません」(開発スタッフ)
実際に介護現場に足を運び、介護福祉士の声を取り入れながら、デザイン性と機能性の両方に優れたユーザーファーストの介護アイテムを開発しているという。
華やかなデザインで「気分が上がる!」
今回開発された女性用介護パジャマは2種類。イチゴ柄、ブーケ花柄の『ME KAIGO フリル付き介護パジャマ』タイプ。ギンガム、猫柄、花柄、ミモザ柄の『ME KAIGO 襟付き介護パジャマ』だ。どちらも今まで介護パジャマにはなかった華やかでかわいらしいデザインになっている。
また男性向けには、介護施設の方のリクエストを受け、甚平風のパジャマのデザインを開発。日本らしい爽やかなデザインは、試作段階から介護の施設のスタッフたちに好評だったという。
どちらも、家庭用乾燥機に対応するほか、着脱のしやすい柔らかな素材で機能性にも優れている。
机に敷いて使用できる“お食事エプロン”
介護パジャマ同様、お食事エプロンも、これまであまり介護アイテムにはなかった花柄や動物柄、レースなど、豊富なラインナップを取り揃えている。
首元の面ファスナーで着脱もしやすく、テーブルクロスのように机に敷きながら使用することで、食べこぼしを防ぐこともできる。また、撥水加工の施しや家庭用乾燥機での使用が可能なのも嬉しいポイントだ。
「着ている本人が快適で明るくなり、その気持ちが伝播して、介護する側も自然と笑顔になる」。そんな想いから開発された新たなブランド『ME KAIGO~私のための介護服~』。これからどんなアイテムが増えていくのか楽しみだ。
【データ】
<介護パジャマ>
・デザイン:『ME KAIGO フリル付き介護パジャマ』/イチゴ柄、ブーケ花柄(モカ・サックス2色展開)、『ME KAIGO 襟付き介護パジャマ』/ギンガム、猫柄、花柄、ミモザ、『ME KAIGO 甚平風介護パジャマ』/かすれ十字柄
・サイズ:M/L
・価格:各4400円
<お食事エプロン>
・デザイン:猫柄、花柄、犬柄、ミモザ、レース
・価格 :1650円
<販売先>
イトーヨーカドー(76店舗)
<販売サイト>
https://www.crossplus.jp/Form/Product/ProductList.aspx?pgi=CR240401_MEKAIGO&sort=99&bid=crossmarche
※クロスプラス株式会社が発表したプレスリリース(2024年3月5日)を元に記事を作成。
構成/介護ポストセブン編集部
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