「シニア世代の聞こえと対策」YouTubeライブに芸人おばあちゃんら話題のゲストが登場!最新の難聴対策アイテムも注目
続いて登壇いただいたのは、うぐいす補聴器・代表で認定補聴器技能士の田中智子さん。スライドを表示しながら、難聴とその対策について解説。
こんなことありませんか――。冒頭では、夫婦の会話を紹介しながら「難聴」によるコミュニケーションのすれ違いなどの問題点を指摘。「夫婦仲が悪いわけではないのに、聞こえにくいことで意思疎通がうまくできなくなってしまいます」
視聴者のチャットでも「父が今そんな感じ。聞こえているのか聞こえてないのか、返事がなくてイライラします」など共感の声が寄せられた。
難聴とは「脳に届く音の情報が減り“脳がお休み”している状態」
「加齢性の難聴になる原因は、耳の奥にある蝸牛(かぎゅう)という部分の働きの低下。音を伝達する力が弱くなると、脳に届く音の情報が少なくなります。これは、脳がお休みしているような状態。聞こえないのでだんだんとコミュニケーションも取りにくくなって、だんだんと脳への刺激が減ってしまいます。
脳がお休みしている状態が長くなると、補聴器に慣れるまでにも時間がかかってしまいます。早めに対処すれば音に慣れるまでの時間も短くなるんですよ。
一般的に、補聴器は慣れるまでには3か月くらいかかるとされています」
補聴器に慣れるステップは、「必ずお医者さんや、私たちのような専門家と一緒に2人3脚で行なっていくことが大切です」と、田中さん。
90代の父親の難聴が気になる関は、「まさに父は最初の数日で早々に補聴器を諦めてしまっていました。徐々に音に慣れていく時間が必要だったんですね」と納得。
最新補聴器はどんどん進化している!
生配信でご紹介した難聴対策アイテムを改めてピックアップしてご紹介。