まとめて脳トレ｜「漢字選び」「間違い探し」「入れ替え単語」に挑戦！頭をリフレッシュ

　認知症には、よく知られているアルツハイマー病、脳血管性、レビー小体型などがありますが、いずれも「これをやっておけば絶対にかからない」ということはありません。ただ、生活習慣を工夫すればリスクをできるだけ遠ざけることは不可能ではありません。いちばん改善しやすいのは食の面でしょう。脳は血液を大量に必要とする器官ですから、健康な血液と丈夫でしなやかな血管を維持することがポイントになります。塩分や糖を過剰に摂取しないようにするだけで、高血圧や高血糖による血管へのダメージを低減できます。脳トレを数問やったから大丈夫！　ではなく、体全体をトータルで考えましょう。

監修：広川慶裕（ひろかわよしひろ）

1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防／治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング　認トレ　一生ボケない！　38の方法』（すばる舎）、『あなたの認知症は40歳からわかる!!!　早期発見で発症、進行を抑える』（悟空出版）など。

●まとめて脳トレ｜「ブロック数え」「3文字拾い」など3問題を一気に解いて脳をリフレッシュ

●まとめて脳トレ｜数字や言葉を使った3つの問題に挑戦しましょう