え!ツナ缶、さば缶、焼き鳥缶で【お好み焼き】実は一気にコクが増して味が決まるんです|レシピ5選
お好み焼きの具と聞くと、肉や魚介類など生ものを想像するが、缶詰も立派な具になる。缶詰の汁まで入れれば一気にコクが増し、だしを入れなくても味が決まるという。そこで、フードコーディネーターの大林久利子さんに、缶詰を使ったお好み焼きレシピを教えてもらったのでご紹介する。
※材料は、記載があるもの以外、直径18cmフライパン使用の1枚分です。
教えてくれた人
大林久利子さん/フードコーディネーター・栄養士
ダイエットやアスリート向けメニューも得意。
ツナと春菊の香り焼き
ツナの旨みとフレッシュな春菊のほろ苦さが好相性
<使うのはツナ缶>
【作り方】
【1】ボウルに1cm長さのざく切りにした春菊1/2束(100g)、ツナ1缶(オイルタイプ70g)を汁ごと、すりおろした長いも60g、卵1個、小麦粉大さじ2を入れ、さっくりと混ぜ合わせる(春菊とツナはトッピング用に少量残す)。
【2】フライパンにサラダ油少量を中火で熱し、【1】を流し入れる。弱火にして両面を3分ずつ焼く。
【3】器に盛り、お好み焼きソースとマヨネーズ各適量をかけ、好みでツナと春菊を少量ずつトッピングする。
鮭マヨ&みそアボカドのディップのせ
カナッペサイズに焼いておつまみに。白ワインにも合う
<使うのは鮭缶>
【作り方】(直径5㎝・10枚分)
【1】ボウルに粗みじん切りにしたキャベツ100g、粗く刻んだミックスナッツ30g、鮭缶(190g)の半量、卵1個、青のり小さじ1、小麦粉大さじ3、塩少量を入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
【2】フライパンにサラダ油少量を中火で熱し、【1】を1/10ずつ流し入れて小さいお好み焼きを作り、弱火で両面3分ずつ焼く。
【3】【2】に、【1】で残った鮭缶、マヨネーズ大さじ1/2、みじん切りにしたパセリ適量、塩・こしょう各少量を合わせたディップ、粗く切ったアボカド1/2個分、みそ小さじ1、マヨネーズ大さじ1/2を合わせたディップを好みの量のせ、黒こしょう適量を振る。
さば缶と豆苗のさっぱり仕立て
みずみずしい豆苗がさばの脂の旨みを引き立てる
<使うのはさば缶>
【作り方】
【1】豆苗1パック(約110g)は根を落として1㎝長さに、青ねぎ3本(10g)は12㎝長さに切る。
【2】ボウルにさばの水煮缶1/2缶(190g)を汁ごと入れて粗くほぐし、豆苗、すりおろした長いも50g、卵1個、小麦粉大さじ3を入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
【3】フライパンにサラダ油少量を中火で熱し、弱火にして【2】を流し入れ円形に整える。表面に青ねぎをのせ、両面を4分ずつ焼く。 【4】器に盛り、大根おろし50gと大葉のせん切り5枚分をのせ、ポン酢適量をかける。
焼き鳥缶とじゃがいものピンチョス風
やみつきになる甘じょっぱ味。じゃがいものもちもち感も◎
<使ったのは焼き鳥缶>
【作り方】
【1】じゃがいも2個(180g)は皮をむいてすりおろす。
【2】ボウルに【1】と焼き鳥缶(たれ味)1缶(75g)を汁ごと、青ねぎの小口切り3本分(10g)、卵1個、小麦粉大さじ1、顆粒和風だし小さじ1/2を入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
【3】フライパンにサラダ油少量を中火で熱し、弱火にして【2】を流し入れ、両面を4分ずつ焼く。
【4】【3】を3㎝角に切り分け、3枚ずつ重ねて楊枝などを刺す。
コンビーフとうずらの卵のコク旨焼き
脂がジューシー。からしマヨで味を引き締めて
<使うのはコンビーフ>
【作り方】
【1】ボウルにコンビーフ缶1/2缶(40g)を入れ、粗くほぐす。粗みじん切りにしたキャベツ100g、長ねぎの小口切り5㎝分(10g)、すりおろした長いも50g、卵1個、揚げ玉大さじ1、小麦粉大さじ2を加え、さっくりと混ぜ合わせる。
【2】フライパンにサラダ油少量を中火で熱し、【1】を流し入れる。うずらの卵の水煮6~7個を生地に埋めるようにのせ、弱火にして両面を4分ずつ焼く。
【3】器に盛り、お好み焼きソース50gをかけ、マヨネーズ大さじ2と練りがらし小さじ1を混ぜ合わせてのせる。
撮影/北原千恵美 取材・文/川口ユウ
※女性セブン2024年2月15日号
https://josei7.com/
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