美しく歳を重ねる!自然体で輝くシニアセレブの現在
日本では昭和22年に平均寿命が50才を超えてから、約70年で「人生100年」と言われる時代を迎えた。当時よりも格段に若く美しく見えるシニアは増え、特に女優といった表舞台に立つ女性たちは、シニアになってもシワやシミも少なく美肌をキープしている。その一方、美や若さを保つことに力を注がず、老いを受け入れて、自然体に年を重ねながら輝いている女性も多い。
そこで、この先お手本にしたい、海外の美しい先輩シニアたちをご紹介。老いを隠さず、自然体の美しさで惹きつける女優たちの現在を写真でお届けします。
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ヘレン・ミレン(73歳)
女優として50年ものキャリアを持つヘレン。映画『クィーン』(2006年)でアカデミー主演女優賞を受賞した他、エミー賞、トニー賞も受賞、70代の今も活躍を続けている。インスタグラムでは、ユーモラスな表情を見せたり、若々しいデザインの服も臆せず着て、キュートでおしゃれな姿を披露している。顔や首のたくさんシワは隠さず堂々と。でも気品があって美しい。“気持ちは若々しく”が、いちばんの美容剤かもしれない。
父はロシア帝国貴族だったというだけに、気品が漂う。老いを受け入れた年相応のナチュラルな美しさが、ヘレンの魅力。今流行りのシルバーヘアもキマってる。
キャシー・ベイツ(70歳)
無名から大ブレイクを果たすきっかけとなったアカデミー賞主演女優賞作『ミザリー』(1990年)をはじめ、『フライド・グリーン・トマト』(1991年)、『タイタニック』(1997年)など多くの映画に出演してきたキャシー。太め体形も個性や魅力に変えて、活躍してきた。現在もテレビシリーズなどで活躍中。笑顔もはつらつとして年を感じさせない。
シャーリー・マクレーン(84歳)
『アパートの鍵貸します』(1960年)などに出演し、キュートなショートカット姿とチャーミングな笑顔で魅了。人気女優として活躍したシャーリー・マクレーン。『愛と追憶の日々』(1983年)ではアカデミー主演女優賞を受賞した。数々の映画に出演してきた大ベテラン女優だ。84歳になっても気力充分で、出演映画は毎年のように公開されている。映画『あなたの旅立ち、綴ります』(2018年日本公開)では嫌われおばあちゃんを演じたけれど、シャーリー自身はこの笑顔!