美しく歳を重ねる!自然体で輝くシニアセレブの現在
いつも肩肘の張らないファッションスタイルで自然体、年を重ねてもかわいらしく魅力的なジェーン・バーキン。1960年代、1970年代のファッションアイコンとして一世を風靡した彼女も、現在は72歳。3年ほど前には激太りして世間を驚かせたけれど、今は少し痩せて、ぽちゃっとした姿もほっと和ませてくれる。首や手のしわだって隠さず、むしろ気にしていない感じが自然で素敵。デニムに黒のセーター、めがねをサッとかけたシンプルスタイルもサマになる。
今なお、絶大な人気を誇るジェーン。華やかな世界にいながら若さや美に執着せず、「不自然だから」と美容整形に抵抗感を示し、ヒアルロン酸注射といったプチ整形すら一切していないという。若い頃から、前歯のすきっ歯もチャームポイントに。年老いていく自分を楽しんでいるというジェーン。そんな自然体でかっこいい年の取り方、お手本にしたい!
ダイアン・キートン(73歳)
とにかくおしゃれでかっこいいシニア女優といえば、ダイアン・キートン。『ゴッドファーザー』シリーズや代表作『アニー・ホール』などで知られるダイアンも、現在は73歳。メンズシャツにチノパン、ベスト、ネクタイの『アニー・ホール』スタイルは当時、大流行したというけれど、シニアになっても公の場に洗練されたタキシード姿で登場したり、おしゃれぶりは健在。
アル・パチーノやウッディ・アレンなど名だたる俳優たちと交際してきたが、独身を貫き、50歳を過ぎてから養子を迎え育てるなど、自分らしく生きるその姿がかっこいい。プライベートのオールブラックスタイルも、水玉のストールとパンツ、ベースボールキャップを合わせて遊び心たっぷり!
ダフネ・セルフィ(90歳)
85歳で「世界最高齢モデル」としてギネスブックに認定され、注目を集めた世界最高齢スーパーモデルのダフネ・セルフィ。整形手術も美容注射もしたことはないと公言し、シワも白髪もそのままに、自然な姿でCMや雑誌「Vogue」などのモデルを務めている。インスタグラムにもおしゃれな写真を不定期でアップ。いくつになっても、「限界」はないのだと励まされる。
ヴァネッサ・レッドグレイヴ(81歳)
『ジュリア』(1977年)でアカデミー助演女優賞とゴールデングローブ賞助演女優賞、その他エミー賞、トニー賞など多数の賞を受賞しているイギリス女優のヴァネッサ・レッドグレイヴ。シニアになっても、シワもシミもある老いた肌や白髪を隠さず、すがすがしい知的な美しさや気品を保っているヴァネッサ。写真は2018年、ヴェネチア国際映画祭に登場した際のもの。黒のパンツに、白のシンプルなシャツを自然に着こなしていて素敵。
ジュディ・デンチ(84歳)
映画『恋におちたシェイクスピア』(1998年)で、アカデミー助演女優賞を受賞。『007』シリーズや、『眺めのいい部屋』、『ショコラ』など数々の作品に出演し、還暦を過ぎても映画、テレビ、舞台と幅広い活躍を見せているジュディ・デンチ。『Queen Victoria 至上の恋』(1997年)以来、2度目のヴィクトリア女王を演じる映画『ヴィクトリア女王 最期の秘密』が1月25日に公開されたばかり。この役で、2018年度のゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた。
シルバーヘアが映えるオールブラックスタイルも、かっこよく着こなして。顔のしわも、デコルテのしみだって隠さない。
パティ・スミス(72歳)
伝説的なパフォーマーでかつて“パンクの女王”とも称されたシンガーソングライター、ミュージシャンのパティ・スミス。写真は2018年のコンサートでのワンショット。ウェービーなシルバーヘアにTシャツ、ジャケット、メガネのスタイルに自然なかっこよさが滲む。