地元で愛される町中華に学ぶ「甘酢揚げ餃子」ほか名店の餃子レシピ「いつもの味に飽きたら」
餃子を手作りするなら、見た目も華やかな変わり種に挑戦しませんか?エンタメ系の餃子が大人気の名店シェフに作り方を教えてもらいました。看板メニューも紹介します。自分で作るのも、お店に行って食べてみるのもいいですよ。食卓がワンランクアップするごちそう餃子をご堪能あれ!
中華銘菜 餃子菜館
創業64年の東京都三鷹市で愛される町中華「中華銘菜 餃子菜館」。名物の「甘酢揚げ餃子」は宴会の裏メニューが定番化したもの。自家製の具にはゼラチンで固めたスープが仕込まれ、食べた瞬間、旨みがジュワッとほとばしる。
●かんたん甘酢揚げ餃子
パリッと揚げた皮に絶品甘酢をからめて
<作り方>(6個分)
【1】ボウルに、しょうゆ1:砂糖1:酢1:ケチャップ0.7:中華スープ(または水)3の割合で入れてよく混ぜて甘酢あんを作る(6個分の場合、1=大さじ1程度)。
【2】フライパンにサラダ油適量を180℃まで熱し、餃子6個(市販で可)を入れて音がしなくなるまでじっくり揚げる。
【3】別のフライパンに【2】の油適量を入れて中火で熱し、【1】の甘酢あん適量を入れ、煮立つ直前に水溶き片栗粉適量を加えてとろみがつくまで混ぜる。
【4】【3】に【2】を入れて絡め、ごま油適量を回しかける。器に盛り、白髪ねぎ適量をのせる。
<ポイント>
じっくり揚げて皮をパリッと仕上げて!
●辛し味噌餃子
水餃子に特製辛し味噌をたっぷりかけたメニューも人気!
■中華銘菜 餃子菜館
住所:東京都三鷹市下連雀3-20-7浜中ビル1F
東京餃子 あかり
「東京餃子 あかり」は女性グループやカップルでにぎわうオシャレな餃子専門店。トッピングをのせてバーナーで一気に炙る「炙り餃子」は種類も豊富で人気。ほかにグリーンカレーや鯖を具にしたユニークな創作餃子や季節限定餃子も。
●基本の焼き餃子
<作り方>(20個分)
【1】ボウルに豚ひき肉200g、オイスターソース大さじ1/2強、ナムプラー小さじ1/2、しょうゆ・砂糖各小さじ1/2弱、旨み調味料小さじ1/3、おろししょうが・おろしにんにく各小さじ2/5弱、塩小さじ1/6をよく混ぜ合わせる。
【2】【1】にみじん切りにしたキャベツ70gとにら20gを入れて混ぜる。適量を餃子の皮20枚にのせて包む。
【3】フライパンに【2】を並べ、水1/2カップを入れ、蓋をして水分がなくなるまで強火で蒸す。
【4】蓋を外し、サラダ油適量を回しいれ、中火で焼く。皮にきつね色の焼き目がついたら完成。
<ポイント>
水分がなくなるまでしっかり蒸し焼きにするのがポイント。
●ザーサイタルタル炙り餃子
スモーキーな味わいが旨みを引き立てる
<作り方>
みじん切りにしたザーサイとタルタルソース(市販)を同量ずつ混ぜ合わせ、焼き餃子にのせ、バーナーで軽く炙る。
●お月見餃子
焼き餃子を卵黄につけて食べる。好みで調味料(しょうゆ、ラー油など)を入れても。シンプルなのに絶品!
■東京餃子 あかり
住所:東京都千代田区富士見2-2-9
撮影/玉井幹郎、田中宏幸
※女性セブン2023年8月3日号
https://josei7.com/
●名店ぼんごの女将が教える”握らない”おにぎりの作り方「勇気を出してふんわりと!」