梅雨のジメジメに克つ!洗濯物のイヤなニオイ撃退法9選 専門家監修「洗い方チェックリスト付き」
【鉄則4】ニオイがある衣類は手洗いをしてから洗濯機へ
「部分的に少量のニオイが残る衣類は、お湯で手洗いをしてから洗濯機へ。衣類についた皮脂汚れを浮かして、ニオイを軽減します。30分お湯につけてから洗濯しても◎」(毎)
【鉄則5】お風呂の残り湯使用は菌が増殖。すすぎはキレイな水で
お風呂の残り湯は雑菌がいっぱい!
「残り湯をすすぎに使うのは、洗った衣類にまた汚れをつけてしまうことになるためNG。使うなら洗いまで。すすぎは必ず水道水を使って」(花)
【鉄則6】皮脂汚れは内側に付着裏返して洗濯が正解!
「ニオイの元凶、皮脂や汗汚れは肌に直接触れる内側につきます。洗濯のときは肌着や靴下は裏返すのが正解。襟や袖、脇などの汚れが気になるときも裏返して洗って」(毎)
【鉄則7】洗濯機には衣類を詰め込みすぎない
「洗濯物を詰め込みすぎると、洗濯槽の中で衣類が動かず、水量もたりないため、汚れが落としきれません」(毎)。「洗濯物は、洗濯槽の7~8分目までを目安に入れて洗濯をしましょう」(花)
【鉄則8】食べこぼしは台所用洗剤で下洗い
「油と水溶性の両方を含む“複合汚れ”がついた衣類をそのまま洗濯機に入れるのはNG。とくに食べ物系の油汚れは台所用洗剤を直接もみ込み、事前に汚れを落とすことでニオイやシミを防ぎます。その後は、ほかの洗濯物と一緒に洗濯機で洗って」(毎)
【鉄則9】ニオイが取れない服はつけ置き洗いを
何度洗ってもニオイが取れないときは酸素系漂白剤で“つけ置き洗い”を。「ニオイの元が染みついて黒ずんだタオルもつけ置き洗いをすれば、スッキリします」(毎)。
<正しいつけ置き洗いのやり方>
【1】つけ置き液を作る
水またはぬるま湯に粉末または液体の酸素系漂白剤を規定量入れて溶かす。
【2】衣類を入れ、30分~ほどつけ置く
生地を傷めたり、色落ちする可能性があるので、2時間以上は浸さない。
【3】衣類を洗濯機に入れて洗濯する
つけた衣類を洗濯機に入れ、いつものように洗濯する。
<ニオイ撃退アイテム>ワイドハイター PRO 強力分解パウダー530g/花王
ガンコな汚れを強力に分解し、洗濯物のニオイや菌を落とす。つけ置き洗いでウイルスも除去。色柄物にも使用可能。
【鉄則10】気になるニオイには“洗濯前”スプレーで対策
靴下のニオイや肌着の脇臭、濡れたふきんなど、すでに悪臭が漂う場合は、洗濯前にシュッとスプレー。気になるニオイを事前に除去しておくことで、菌の増殖を防止。
<ニオイ撃退アイテム>アタック泡スプレー 除菌プラス 消臭パワー300ml/花王
消臭成分を高配合した濃密な泡が汚れを強力に分解し、ニオイを落とす。スプレー後、5分放置で除菌・ウイルス除去!
※コメントは毎田祥子さん=(毎)、花王・小川直哉さん=(花)、P&Gジャパン・大関佐和子さん=(P)、ライオン・大貫和泉さん=(ラ)
教えてくれた人
毎田祥子さん/家事アドバイザー、小川直哉さん/花王PR担当、大関佐和子さん/P&Gジャパン広報渉外本部、大貫和泉さん/ライオンお洗濯マイスター
撮影/菅井淳子、イラスト/真吏奈、取材・文/近藤鈴佳
※女性セブン2023年6月29日号
https://josei7.com/
●生乾きのにおいを防ぐ洗濯法 部屋干し5時間以内に乾かす裏ワザ