犬・猫の正しい抱き方「こんな抱っこの仕方は間違っている!」4つのNG事例【専門家監修】
「上下運動が得意な猫は、犬と違って体が柔らかく、背骨を丸めても問題ありません。ただし、犬と同様、前脚だけを持って引っ張るのはNGです」。ケージから出すときなどは前脚を引っ張らないよう注意しよう。
【1】猫の背後にひざまずき、腕を横から回して胸を支える。正面からわきの下に手を入れて持ち上げたり、飼い主が立った姿勢のまま持ち上げてはいけない。これは猫も犬も同様。
【2】もう片方の手で尻(骨盤)を支えたら、飼い主の体に密着させ、ゆっくりと抱き上げる。
【3】猫が抱かれやすい姿勢をとるので、猫の体を包み込むように、胸と骨盤のあたりを固定させる。
教えてくれた人
鈴木隆之さん/ベルヴェット動物病院院長。犬の整体に詳しい獣医師。職業犬を訓練するハンドラーの専門知識も持ち、警察犬協会日本チャンピオン優勝などの受賞歴を誇る。YouTube『スー先生チャンネル~犬の獣医師整体~』も配信中(http://bellvet.jp)。
取材・文/北武司 撮影/浅野剛
※女性セブン2023年5月4日号
https://josei7.com/