新年度「九星気学」で運を引き寄せる!本命星を早見表でチェック【占い師・真木あさみさん】
2023年も4月を迎え、期待と不安に胸ふくらませつつ新生活をスタートしている人もいるのでは。新年度に気になるのが「今年1年の運勢」。人気占い師の真木あかりさんに、「九星気学(きゅうせいきがく)」で占った今年の運勢と運を引き寄せる方法を聞いた。
「九星気学」とは?
九星気学の源流は古代中国で生まれた九星術。それが日本に伝わり、方位術や風水、陰陽(いんよう)思想、五行説(ごきょうせつ)などを加え、大正時代に九星気学として独自の発展を遂げた。占い師の真木あかりさんが説明する。
「九星気学とは生まれた年に基づいて『一白水星』『二黒土星』など9つの『本命星』に分類し、運勢などを占う占術です」(真木さん・以下同)
自分で運を引き寄せられるポジティブな占い
特徴は運命を知るのみならず、行動することで開運効果がもたらされること。
「一般的な占いでは、生年月日や名前の画数などから運気を割り出し、“あなたの運勢はこうですよ”と提示されますが、九星気学はその側面も持ちつつ、方位占いの性質も備わっています。つまり、その時々の吉方位を使い、能動的に運気をよくすることができるのです。自分で運を引き寄せられる非常にポジティブな占いです」
吉方位とは?
吉方位とは自宅を中心に、その方位に行くだけで幸運に導いてくれる方位のこと。旅行や引っ越しのときも「こういう運がほしい」と願いながら吉方位に移動すると運が開けるといい、阿部も受験生のときには運気がいい方向のカフェを選んで勉強をしていたという。
「運を引き寄せるために大事なポイントは、自分がなりたい姿を想像し、“そうなるぞ!”と強い気持ちで念じながら動くことです。抱いている願いや目標をより意識できるため、場所だけでなく心理状態も“よい方向”に進むきっかけとなり、運を引き寄せられます」
つまり、吉方位さえわかれば、自力で開運が可能だということだ。吉方位とともに意識したいのは、開運アイテムを身につけること。「お守り」として強い味方になるが、その力を最大限生かすにはコツがある。
「開運アイテムを使うときは運を“入れ込む”ことを意識してほしい。目につくところに置き、食べたり触ったり見るようにしましょう。見るたびに目標や夢を思い出すことになり叶える力も高まります」
九星気学が占う2023年
4月は年度始まりで気持ちを入れ替えるチャンス。九星気学が占う2023年はどういう年になるのか。
「今年は風を象徴する星である『四緑木星』の影響を受けます。コロナ禍で身動きが取れなかった状態から一転して、人と人が自由に行き来し、コミュニケーションが活発になる年になるでしょう。社交やビジネスも盛り上がり、楽しくなってくると思います。しかし、風は形があるものではないので安定感を欠き、何事も迷いやすく不安定になるという傾向もあります。決断する際には、いたずらに周囲に流されることなく、じっくり考えて行動に移すといいでしょう」
いい風を掴むためにも、自分のなりたい姿を描きつつ、吉方位や開運アイテムを生活に取り入れ、運を呼び込もう。