兄がボケました若年性認知症の家族との暮らし【第184回 100円で90分おいしい】
かつては、車の運転もし、1人でどこにでもでかけていた兄。今は若年性認知症を患っているため、一緒に暮らす妹・ツガエマナミコさんのサポートなしには外出はできません。先日、マナミコさんが外出しようとしたときに、付いて来たそうだった兄の様子を見たマナミコさんは、あるプランを思い立ちます。それは、これまでマナミコさんの付き添いで通っていたデイケアに、車で送迎してもらおうということでした。

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贅沢・至福の時間
デイケアに送迎をお願いして大正解でした。
兄もご機嫌な様子でしたし、なによりわたくしの自由時間が1時間半も増えたのです!
朝は8時半頃に施設スタッフから「あと5分ぐらいでお迎えに行きますので、エントランスでお待ちくださいね」とお電話をいただいたのに、出がけのトイレだなんだで出遅れて、ドタバタ状態で「いってらっしゃ~い」とお見送り。送迎の「送」のことを確認しなかったことが気がかりでしたが、「たぶん送り届けてくれるのだろう」と考えていました。
ゆっくりとコーヒーを飲み、新聞を眺めていると、いつもより早く回し始めた洗濯機が「ピー・ピー・ピー」と終わりを告げ、その洗濯物を干し終わった頃にようやく従来の出発時間となりました。このゆとり、この贅沢、至福でございました。
トイレ掃除や床の雑巾がけなどを終え、いつものよ