読者が選ぶ嫌いな家事1位「ゴミ出し」の裏に潜む”名もなき家事”を知ってますか?それらを解消する裏技14選
家事代行サービス「タスカジ」登録のプロの家政婦たちが編み出した裏技をはじめ、読者アンケートに寄せられたアイディアなどから、“名もなき家事”の解消法を大紹介。今日から実践できる、すぐにマネしたくなるアイディア&テクニックが満載。ゴミ出しにかかわる名もなき家事の解消法14つを一挙公開!
●郵便物の宛名消しは黒スタンプを直接つけて!
「郵便物の宛名消しが面倒。専用ローラーで消していたけど、いまは黒スタンプを直接つけて消しています。簡単にしっかり消えておすすめです」(41才/パート)
●ゴミ袋は重ねてセット
「ゴミ箱にゴミ袋を5~6枚重ねてセットしておくと、毎回取り替える手間が省けて時短に」(タスカジ)
●ペットボトルはラベルレス商品を箱買い
「ペットボトルのラベルをはがして分別するのが面倒なので、ラベルレス商品を通販などで箱買いしています。通常商品より安いので節約に」(33才/パート)
●段ボールは即開封後ひもで縛って小さく
「段ボールは、届いたら玄関ですぐ開封。大きい段ボールの内側に小さいのを挟むように入れてひもで縛ります」(タスカジ)
●分別できる専用のゴミ箱を用意
「燃えるゴミ、プラスチック、ペットボトル、缶など、それぞれ専用のゴミ箱を用意。家族に捨てる段階で分けてもらうようにして分別を省略」(37才/主婦)
●段ボール置き場を決める
「キッチンのゴミ箱ステーションの端に15cmほどの隙間を作って段ボール置き場にします。段ボール置き場を決めておくと、室内が散らかりません」(タスカジ)
●宅配便はゴミ出しの前日に届くよう指定
「段ボールを家にためておきたくないので、ゴミ出しの前日に届くように受け取り日時を指定。届いたら一気に解体して、即ゴミ出ししています」(タスカジ)
●小さい蓋付きバケツに生ゴミを捨てる
「生ゴミはほかの可燃ゴミとは別に小さい蓋付きバケツに捨てています。小さいと汚れにもすぐ気づけるし、掃除もしやすい。乾きも早いですよ」(タスカジ)
●ゴミ箱の底に古新聞を敷く
「古新聞をゴミ箱の底に敷くと、小さなゴミも新聞紙がキャッチしてくれて、ゴミ箱の掃除が楽になります」(タスカジ)
●ゴミ箱はキッチンの1か所に
「ゴミを集めたり、仕分けするのが面倒なので、ゴミ箱はキッチンの1か所にだけ設置。ゴミ袋をかける手間もいらず、ゴミ袋代も節約に」(54才/主婦)
●食品トレーはつまようじを刺して乾燥
「食品トレーを洗って乾かすのは面倒。つまようじを斜めに刺すと、トレーが自立。乾きが早くなります」(本間さん)
●ラベルはがしは各自で
「ペットボトルのラベルはがしは、飲んだ人に任せるようにしましょう。量が多い家庭は、時間内に誰が多くはがせるか、ゲーム感覚で楽しむのもおすすめです」(本間さん)
●生ゴミは重曹パウダーをふりかけて悪臭防止
「生ゴミなどを入れるゴミ箱に、重曹パウダーをふりかけておくと、嫌なにおいが発生しづらくなります」(タスカジ)
●掃除機の紙パックを交換日を持ち手に書く
「紙パック式の掃除機の場合、紙パックを交換した日付をマスキングテープに書いて、持ち手に貼っておくと、交換の目安がわかり便利です」(本間さん)
教えてくれた人
知的家事プロデューサー 本間朝子さん
家事の効率化に役立つメソッド「知的家事」を考案。家事動線のプロデュースや便利家事グッズの商品開発にも携わる。著書は『60歳からの疲れない家事』(青春出版社)ほか多数。
タスカジ研究所
家事代行マッチングサービス「タスカジ」が取り組む事業。プロのノウハウなど家事技を情報発信している。今回は本企画のため、登録ハウスキーパー51人にアンケートを実施。
取材・文/鳥居優美 イラスト/やまなかゆうこ
※女性セブン2023年2月9日号
https://josei7.com/
●60才から家事をやめてストレスを減らす3つのコツ|全日本ズボラ主婦連盟・ひさりんさん