読者が選ぶ嫌いな家事1位「ゴミ出し」の裏に潜む”名もなき家事”を知ってますか?それらを解消する裏技14選
2000名を超える読者が選んだ「嫌いな家事」1位は「ゴミ出し」でした! ゴミ集積所にゴミを持って行くだけで「おれは家事をしている」と胸を張る夫たちもいるようで…。しかし、それは「ゴミ出し」の一部に過ぎない。「ゴミ出し」までには多様な“名もなき家事”がある。そんな数多の“名もなき家事”の負担を減らすアイディア&テクニックを紹介します!
読者が選んだ嫌いな家事NO.1は「ゴミ出し」※
『女性セブン倶楽部』会員へのアンケート(2170名)で読者が最も嫌いな家事に選んだのが「ゴミ出し」。ゴミを出すだけで「家事をしている!」と胸を張る夫たちに伝えたいのが、ゴミ出しの裏に潜む「名もなき家事」の数々だ。
ゴミ出しの裏に潜む名もなき家事はこんなにあった!
・ゴミ箱に袋をかける
・個人情報のわかる書類を細かく切る
・ペットボトルのラベル&蓋を外して洗う
・粗大ゴミの手配
・ゴミ箱を洗う
・新聞・段ボールをまとめる
・ゴミを集める
・分別する
※『女性セブン倶楽部』会員(全国の20~80代男女)、2170人が回答(回答期間2022年12月16~22日)
家事ができなくて困るのは夫や家族本人
“名もなき家事”とは、料理・洗濯・掃除などの代表的な家事に含まれる細かい作業を指す。たとえば、ペットボトルをすすぐ、ソープ類を補充するなどだ。
「夫や家族は、“名もなき家事”の存在を知らないケースが多いんです。まずは、やっている家事をすべて書き出し、その存在を知ってもらいましょう」
とは、知的家事プロデューサーの本間朝子さんだ(「」内、以下同)。
さらに、家族が見ていないところで、ひとりで家事をするのはやめた方がいいという。家族が“名もなき家事”の存在を知らないまま、妻(母)がやってくれていることすら気づかず、やってもらって当たり前となるからだ。そうなると、妻(母)の負担も大きくなる。
「私の父は亭主関白で家事を一切しない人でした。母が祖母の介護のため家を空けるようになると、父は外食をするか食事を抜くようになり、家も散らかり放題に。生活が乱れると、体調にも影響します。気づいたときには父は病気になり、祖母より早く亡くなってしまいました」
つまり家事ができなくて困るのは本人なのだ。本間さんの例のように命にかかわることもある。夫や家族のためにも、早めに分担することが大切だ。
ゴミ袋はゴミ箱の近くに置くのが鉄則
読者アンケートでは、最も嫌いなのが、「ゴミ出し」にまつわる“名もなき家事”だった。ゴミ集積所に出すまでに、家中のゴミ箱からゴミを集めて分別するなど、やることが多い上に、作業が細かい。
「ゴミ箱の数が多いほど手間なので、箱の数を減らすのがおすすめ」(本間さん・以下同)
読者の多くがゴミ箱にゴミ袋をかけているので、その袋を回収したら、新しい袋をセットする手間が生じる。その場合は、ゴミ箱の底に替えの袋を入れておく、あるいは、ゴミ箱の横にタオルバーなどをつけて、袋をかけておくなどして、ゴミ箱の近くに袋を用意しておこう。
「各部屋に置くゴミ箱には、そもそも袋自体かけない手もあります。わが家ではキッチンの生ゴミ用のゴミ箱にしか袋はセットしていません」
袋をしないとゴミ箱の汚れが気になるというなら、底に新聞紙を敷いておけばよい。ゴミ袋は有料なので、その分節約にもなる。