高齢者に特化した「宅配弁当」がクリスマス&新年に特別メニューを540円に!塗り絵プレゼントも
シニアライフクリエイトが運営する高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」は、12月と新年1月の特別メニューを発表。500円台とリーズナブルな価格でプレゼント付きのスペシャルなメニューが味わえる。年末年始にお試ししてみてはいかがだろうか。
「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」とは?
「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」とは、高齢者のそれぞれのニーズに合わせた弁当を配達して届けるサービス。弁当の宅配をしている業者は多いが、同社は“高齢者専門”に特化している点に注目だ。
「管理栄養士が栄養バランスを考えて献立を作っているので、エネルギーやたんぱく質をしっかり摂ることができます。
特に、高齢者の低栄養の予防の観点から、たんぱく質不足に配慮し、1食あたり20g以上※摂取できるような献立を考えています。また、ケアプランや生活スタイルに合わせた利用ができるように曜日別の注文が可能で、口腔状態に合わせた刻み対応やおかゆへの変更も無料で行っています」(同社・広報、以下同)
※プラスマイナス20%、普通食・ごはん付きの場合。
なお、前日の18時まで注文やキャンセルを受け付けている。状況や体調が変化しがちな高齢者宅にはありがたいシステムだろう。
「高齢者の方々にとって食は大きな楽しみのひとつです。月1回の特別メニューでは、季節感を感じられ、より食材にもこだわったスペシャルな特別メニューを提供させていただいています」とのこと。こちらも前日の18時まで1食からでも注文できるという。
クリスマスイブには「純和赤鶏の山葡萄ブラウンソース弁当」をお届け
近づいてきたクリスマスイブには、こだわった食材を使い、クリスマスらしさを演出した特別メニューのお弁当を提供する。
・提供メニュー:「純和赤鶏の山葡萄ブラウンソース弁当」
・提供日:2022年12月24日(夕食)
・価格:540円(おかずのみ)、594円(ごはん付き)
・提供店舗:「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」全店舗(355店舗/2022年12月1日時点)
メインメニュー:鶏肉のブラウンソースがけ
食材にこだわった鶏肉にブラウンソースがけをしてクリスマスらしさを演出。岩手県洋野町産の「純和赤鶏」と「山葡萄」(一部岩手産を含む)を使用。
洋野町産の「純和赤鶏」は、餌、鶏舎内の床面管理、換気、温度・湿度管理など、さまざまな観点で細心の注意を払いながら大切に育てられている。適度な弾力と噛むほどにコクを感じる旨味の濃い赤鶏のもも肉を使用。高齢者が食べやすいやわらかさに調整し、ソースと合わせる前に赤鶏を焼くことで肉の旨味を閉じ込めた。
また、ソースは岩手県が収穫量全国 1 位を誇る「山葡萄」の果汁をデミグラスと合せ、旨味の中に程良い酸味が広がるブラウンソースに仕立てている。
副菜:5種の野菜を彩りよく
5種の副菜の1つには青森県産長芋を使用した「青森県産長芋とオクラの和え物」が入り、東北地方の特産品・名産品を味わうことができる。
※副菜内容は変更となる場合がございます。
来年の1月23日は「金目鯛の銀あんかけ弁当」に塗り絵パズルプレゼントも
2023年1月23日の特別メニューは「金目鯛の銀あんかけ弁当(夕食)」。しかも高齢者が楽しめる「塗り絵パズル」付きだ。
「日ごろの感謝の気持ちを表し毎年 1 月 23 日を“123 の日”と設定して、特別なメニューのお弁当と、ちぎり絵や塗り絵などご自宅でも手軽に楽しんでいただける記念品をお届けしてきました。
来年2023年の記念品は「塗り絵パズル」です。指先を動かすことで脳を活性化させると言われている塗り絵は、当社で利用者様向けに発刊している情報誌「あはは」でも多くの反響を得ている⼈気企画です。絵柄も昭和の食卓をイメージした懐かしさを感じるもので、利用者様が昔の生活を思い出して昔話をするきっかけになればという想いを込めています」
・提供メニュー:「金目鯛の銀あんかけ弁当」記念品の「塗り絵パズル」プレゼント(一部店舗を除く)
・提供日:2023年1月23日(夕食)
・価格:540円(おかずのみ)、594円(ごはん付き)
・提供店舗:「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」全店舗(355店舗/2022年12月1日時点)
メインメニュー:金目鯛の銀あんかけ
金目鯛を塩で薄く下味を付け、表面を軽く焼き旨味を閉じ込めてふっくらと蒸し上げ、みりん・醬油をベースに出汁をほんのりと効かせた銀あんを合わせたもの。鮮やかな赤い皮目が華やかな彩りになっている。
副菜:季節感あふれる副菜5種を予定
煮物や和え物などバランスのいい野菜を使った5種。
※副菜内容は変更となる場合がございます。
宅配時には声かけなど高齢者に寄り添うサービスも
現在全国で355店舗を展開する同社は、月間約300万食を提供している(2022年12月1日時点)。在宅の高齢者を中心に、宅配時の手渡しによる見守り・安否確認などを実施。昼食・夕食を別々に届け1日2回訪問することで、より高齢者に寄り添う取り組みを続けている。
届け先の高齢者が倒れているなどの異変があった場合などには、速やかにケアマネジャーや家族と連動するという地域密着型のサービスを展開している。スタッフの研修には、「認知症サポーター養成講座」を取り入れ、サポーターとなったスタッフは証として「オレンジリング」をつけている。
【データ】
・高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」
・シニアライフクリエイト https://slc-123.co.jp/
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「買い物に行くことができない」、「食事を作ることがしんどくなった」などの高齢者の声を聞く機会が多い。こういう高齢者向け宅配弁当サービスなどを利用することで、バランスのとれた食事を摂れるだけではなく、社会との交流も持てることは高齢者にとっていいことだろう。特別メニューをきっかけに始めてみることを90才の母にもすすめてみたい。
取材・文/本上夕貴