「ぐっすり快眠」のための食品Best18を専門家22人が判定「1位は朝のバナナ」
「GABA含有量が白米よりも多い。噛み応えがあるので咀嚼回数も増え、血流改善効果も」(望月さん)、「特におすすめはGABAの量がダントツに多い発芽玄米」(角谷さん)、「おいしく食べるにはヘルシーなリゾットや根菜とのミネストローネで」(坪田さん)
■4位 ヨーグルト 17ポイント
「快眠を促す成分であるGABAとたんぱく質が豊富」(望月さん)、「腸内環境は脳の活動に大きく作用してスムーズな入眠を促すため、ヨーグルトをはじめとした発酵食品で腸の調子を整えることが肝要」(佐々木さん)、「セロトニンの生成を助けるビタミンB6を含むナッツやバナナ、はちみつと組み合わせるのもいい」(阪野さん)
■3位 納豆 19ポイント
「原料となる大豆にはトリプトファンがたっぷり」(阪野さん)、「神経を落ち着かせて快眠に導くアミノ酸のGABAを含有。調理なしで食卓に一品足せる手軽さも推奨ポイント」(磯村さん)、「発酵食品ゆえに腸内環境改善効果も」(中沢さん)
■2位 牛乳 20ポイント
「トリプトファンが豊富なうえ、カルシウムもたっぷり。骨粗しょう症予防にも」(藤岡さん)、「脳をクールダウンさせ、入眠を促す作用を持つアミノ酸を合成するセリンを含有している」(鈴木さん)、「寝る前にホットミルクで飲むのがいい。ほどよく体を温めておくことで、入眠時にスムーズに体温が適温に下がっていく」(大和さん)
■1位 バナナ 51ポイント
「睡眠ホルモン・メラトニンのもととなるセロトニンを合成するために必要なトリプトファンに加え、炭水化物やビタミンB6も含有する」(鈴木さん)、「食べるなら朝。メラトニンは生成までに時間を要する」(田中亜希子さん)、「たんぱく質が手軽に摂れて、忙しい朝にもぴったり」(松本さん)、「腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖を含む。腸内環境改善効果も」(角谷さん)