兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし【第168回 ツガエの脳内は「殴りたい」が33%】
若年性認知症を患う兄との暮らしで、心休まるときがないライターのツガエマナミコさん。ちょっと油断していると、兄が困ったことをしてしまうのです。かつてマナミコさんを悩ませていたものの、ようやく落ち着いたかと思っていたことが、最近また始まってしまった模様です…。

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兄の脳内はどうなっているのだろうか
「またか!」とビビリました。
お久しぶりにベラオシ(ベランダでオシッコの略)の痕跡をみつけたのでございます。マンションの大規模修繕工事中、窓に補助錠を付けてベランダに出られないようにしていたのが功を奏して、最近は補助錠なしでもベランダに出ることはなかったのですが、ついに思い出したようです。どうしてそんなことだけは思い出すのでしょうか。
じつはその直後、もうひとつわたくしの逆鱗に触れたことがありました。キッチンの隅のプラスチックのバケツの上に、洗って雑に積み重ねたスーパーの食品トレーがあるのでございますが、その一つに少量の茶色い液体が入っていたのでございます。
「なーにー?やっちまったな」と“クールポコ。”状態になったわたくしは、カッとなってその液体の正体を確かめることなく、トイレに流しました。もしかするとお味噌汁の残