歩くときのバランスを整え足腰を強化!簡単にできる”足指ヨガ”のやり方
難しいポーズを取らなくても簡単にできる「指ヨガ」。手の指だけではなく、足の指を刺激することでも同じ効果が得られるのだという。腸活やダイエット効果が得られる足の「指ヨガ」を紹介します!
ツボとマルマは足裏にも!「足指ヨガ」で腸活&ダイエット
手だけではなく足の指ヨガも行うことで、さらなる健康効果が得られる。足には、手と同じような効果が得られるマルマもあれば、下半身の筋力向上など、足ならではの効果が期待できるツボもある。指ヨガの考案者でヨガインストラクターの深堀真由美さんが教えてくれました。
「足のツボやマルマは、指の間や指のつけ根などにもあり、足指を広げることで、ツボやマルマを刺激しながら筋肉をほぐすことができます。足に力が入りやすくなって体のバランスが整うので、歩くときに体が安定しやすくなり、足腰の衰えを改善できます」(深堀さん・以下同)
気になる指から、いますぐやってみて。
→イライラするときに試して欲しい「指だけヨガ」5本の指を刺激してお悩みにアプローチ
指ヨガで刺激できる「足ツボ」はこれ!
足の指ヨガで刺激できる、おつすめ「足ツボ」2つを紹介。
・裏内庭(うらないてい)
腸のぜん動運動を抑える働きがあるため、下痢のときに刺激するとよい。
・湧泉(ゆうせん)
水分代謝を調節し、余分な水分を排出するほか、冷え症の改善、疲労回復に効果的。別名「若返りのツボ」。
足裏の中心部にも「マルマ」が
アーユルヴェーダ(インド医学)でも、東洋医学のツボと同様に「マルマ」という圧点がある。
・タラフリダヤ・マルマ
呼吸器系や運動器官など、全身の血流やエネルギーの循環を司る。
・クルチャシラ・マルマ
消化をコントロールしながら、足の筋肉や姿勢にも影響を与える。
・クルッチャ・マルマ
あらゆる感覚が神経や脳に伝わる際のエネルギーをコントロールしているとされる。
新陳代謝を促す【橋のポーズ】と同じ効果
腸と下半身の筋肉を刺激して新陳代謝を促す「橋のポーズ」と同じ効果が。
【1】いすや床などに座り、右の太ももに左足をのせる。左足の指の股に右手の指の股を深く組み合わせる。
【2】そのまま左手で左足首を持ち、右手で左足の指をつけ根からしっかりとつかむ。
【3】左手で足首を固定し、息を吐きながら左の足首を10~30回まわす。1回まわすごとに1回息を吐くペースで行い、同様に逆回しを。右足も同じ要領で行う。
取材/小山内麗香 イラスト/勝山英幸
※女性セブン2022年4月7・14日号
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