正しいハンドケアで潤う手肌に!人気ネイリストが伝授|手洗いやアルコール消毒に負けないケア術
マスク生活とともに始まった手洗いやアルコール消毒も、もはや当たり前の毎日。そのため、手肌の乾燥や荒れに悩む人も増加中。あなたの手はちゃんと潤っていますか?「カサカサしてシワシワ」「ささくれている…」という人は、ハンドクリームが合っていないか、正しいハンドケアができていないのかもしれません。これ以上、手を荒れさせないための方法を教えます!
ハンドケアは潤す習慣が大切
手元は年齢が出やすく、実は顔と同じくらい人に見られているが、顔のようにケアをしている人は意外と少ない。
「顔と同じで手も乾燥しているので、まず化粧水で水分を補給し、その後ハンドクリームで潤いを保つ習慣を身につけることが大切です」
そう語るのは、約32年のキャリアを持つネイリストの渡邉季穂さんだ。
「つい化粧水をつけ忘れた…ということがないように、特に冬場は外出時にも持ち歩き、家でも寝室やキッチン、洗面所などにハンドクリームと化粧水を置いて、気づいたら塗ること。そうやって、“つけない理由”を作らないことも大切です」(渡邉さん・以下同)
そして手のケアに加えて習慣にしたいのが、爪のケア。
「これまで多くのかたの手を見てきましたが、ハンドケアはしていても、爪のケアまではしていない人が多いんです。爪や爪の周りの皮膚もとても乾燥しやすいので、それを防ぐためにもハンドクリームだけではなく、粒子が細かくて浸透力の高いネイルオイルを併用すること。これで見た目はもちろん、これから生える爪も健康に保てます。爪先が潤うと人からも、自分で見ても気持ちがいいですよ」
ハンドクリームもネイルオイルも、マメに塗り続けることが最も重要だとも。
「自分の肌に合った成分を考慮した上で、好みの塗り心地や香りを見つけてください。つけるたびに気持ちがよく、香りに癒されるなら、リラックス効果も得られるので、きっと続けられると思います」
これで完璧!しっとり潤う【毎日の基本・ハンドケア】
手洗いやアルコール消毒をするたびに行ってほしい4ステップ。化粧水で水分を補給する場合、
【1】手の甲に化粧水をつける。
【2】両手の甲をこすり合わせながら、手全体になじませる。
【3】手の甲にハンドクリームをパール2つ分ほど置く。
【4】両手の甲をこすり合わせながら手全体になじませ、指先まで油分をしっかり行き渡らせる。化粧水は顔用でもボディー用でもOK。できれば、ハンドクリームと一緒に化粧水も常に持ち歩く習慣をつけ、気づいたらこまめにつけよう。
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