ナプキン不要”吸水型サニタリーショーツ”の実力 最新おすすめ8選|使い方や選び方をプロが指南
吸水型サニタリーショーツは、使用後、その日のうちにきちんと洗い、清潔な状態に保たなければならないという面倒な面もあるが、ナプキン不要で交換時のストレスや「もれたらどうしよう」という不安から解放されるなど、メリットは多い。選ぶ際には、自分に合ったサイズ選びが何より重要だ。
「サイズが合わず、吸水部分が、経血の流れ出る腟口にきちんと当たっていなければ、充分に吸水することはできません。吸水量の表示範囲内でも1 か所に経血が集中すれば、オーバーフローする可能性もあるため過信は禁物です。最初は量の少ない4日目以降や自宅にいるとき、就寝時などに使用して、様子を見るといいでしょう」(前出・深沢さん、以下同)
◆サイズ選びのポイント
ジャストサイズを選ぶ。小さすぎても、大きすぎてももれやすい。
吸水型サニタリーショーツの使い方
また、ドロッとした経血の塊は吸収されにくいため、トイレットペーパーでふき取ってからはくのが鉄則だ。
「経血が肌に接した状態が続くと、かぶれの原因になります。それに、経血が空気に触れることで雑菌が繁殖して嫌なにおいが発生しやすくなります。量が多い場合はナプキンとの併用やはき替えもおすすめ」
もちろん経血だけでなく、排卵前後に増えるおりものや、くしゃみなどが原因の軽い尿もれも吸収してくれるので、ふだん用のショーツとして活用するのもいい。
「月経周期が不安定になり、少量の生理がだらだら続いたり、急に量が増えることのある更年期の生理対策や、長期旅行時など“もしも”のときの安心のために1枚持っておくのもいいでしょう」
このほか、防災グッズとして備えておくのもおすすめだ。
使い方の注意ポイント
■吸水量を過信しない
■ドロッと経血は、トイレットペーパーでふき取る
■その日のうちに予洗いする