内臓のバランスを整える「チネイザンマッサージ」とは?イライラ対策になる肝臓マッサージのやり方
イライラして気持ちが休まらない人は、肝臓にダメージを受けている可能性が。肝臓には、たんぱく質の合成や栄養の貯蔵、有害物質の分解・解毒、消化に必要な胆汁の合成・分泌などの役割がある。
「このマッサージは、肝臓の働きをよくするだけでなく、血流も調整するので、貧血やめまい、目の疲れなども改善。自律神経が整うので、気持ちも穏やかになります」
マッサージは朝食前と風呂上がり(寝る前)に行うのが効果的。手にアロマオイルをつけておけば、すべりがよくなるだけでなく、リラックス効果もあるのでおすすめだ。
【朝・晩2セットずつ】
【1】肝臓に手を当てて息を吸い込む
肝臓があるのは右の肋骨の下あたり。ここに両手の指を当てた状態で鼻から息を吸い込む。この部分が硬かったり冷えていれば、ダメージを受けている証。
【2】息を吐きながら上体を倒す
口から細く長く息を吐きながら、指先を右の肋骨の下に差し込むイメージで体を前に倒す。指を差し込めない場合は指先で押さえるだけでもOK。
【3】指先で円を描くようにマッサージ
鼻から息を吸いながら上体を起こす。自然呼吸に戻し、両手の指で肝臓のあるあたりを円を描くようにマッサージする。
教えてくれた人
Yukiさん/チネイザンセラピスト。ヨガやマクロビオティックなどのインストラクター資格も持つ。チネイザンマッサージを普及させる学び舎「たまよろ庵」主宰(https://tamayoro.com/)。
取材・文/上村久留美 イラスト/カミグチヤヨイ
※女性セブン2021年10月28日
https://josei7.com/
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