さば、ツナ、焼き鳥…缶詰でチャチャッと絶品”やみつき丼”8選|料理家・今井亮さん
常備してある缶詰を使った『お助け丼』は、超スピードで作れて便利。人気料理家の今井亮さんが、お腹が減ったらすぐ食べられるレシピを教えてくれました。「もともと味が濃いめなので、野菜やほかの具材を使ってバランスをとるのがコツです」(今井さん)。
『お助け丼』は、お料理をする気になれないときや時間がないときの強い味方になりますよ。お気に入りの缶詰でチャチャッと作ってみてくださいね!
※分量はすべて1人分、ご飯は適量です。
※電子レンジは500Wを使用しています。
【塩焼き鳥缶】塩焼き鳥キャベツ炒め
しんなり塩味キャベツに箸が止まらない!
<作り方>
フライパンにサラダ油大さじ1/2を熱し、キャベツ3枚を一口大に切って2分炒め、塩焼き鳥缶1缶を加えてさらに1分炒める。ご飯にのせ、黒こしょう適量をかける。
【さんま蒲焼缶】さんま蒲焼おろしあえ丼
たれがしみた大根おろしもおいしい。
<作り方>
さんま蒲焼缶1缶はざっとほぐし、大根3cmをおろして軽く絞ってあえる。3等分に切ったかいわれ大根1/2パックをしいたご飯にのせる。ポン酢大さじ1をかける。
【ツナ缶】シリシリ丼
かつおぶしの香ばしさで無限にんじん!
<作り方>
フライパンにごま油大さじ1/2を中火で熱し、細切りにしたにんじん1/2本を2分炒め、ツナ缶1缶を油を軽く切って加えてさらに1分炒める。しょうゆ・みりん各小さじ1を加える。ご飯にのせてかつおぶし適量をのせる。
【コンビーフパック】コンビーフのユッケ丼
とろり卵黄を絡めてまろやかさをプラス。
<作り方>
コンビーフ50gをほぐして長ねぎのみじん切り5cm分、にんにくのすりおろし1/4片分、しょうゆ・ごま油各小さじ1を合わせる。青じそ2枚を敷いたご飯にのせて卵黄1個を落とす。
【さばの水煮缶】さばのネギそぼろ
ねぎの香りがさばの臭みを消してくれる。
<作り方>
フライパンにさば缶1/2缶を煮汁ごと入れ、水大さじ2、しょうゆ・砂糖・ごま油各小さじ1も加えて中火にかけ、ほぐしながら汁気がなくなるまで炒める。1cm長さに切った万能ねぎ1/2袋を混ぜ、ご飯にのせる。
【さばのみそ煮缶】さばみそキムチあえ
みそキムチの濃厚な味がご飯によく合う。
<作り方>
さばのみそ煮缶1/2缶は汁気を軽く切ってざっくりほぐし、ざく切りにしたキムチ50g、しょうゆ小さじ2、白ごま小さじ1を合わせてご飯にのせる。
【コーン缶】にらコーンみそバター丼
香り高い味つけでやみつきに!
<作り方>
フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、汁気を切ったコーン缶(ホール・約190g)を2分炒めて焼き色をつけたらみそ大さじ1/2、しょうゆ小さじ1/2を加える。にら1/2束を3cm幅に切って加えてさっと炒め、ご飯にのせてバター10gを添える。
【ポークランチョンミート缶】スパムのサラダ丼
トマトの酸味でしっかり塩味をまろやかに。
<作り方>
フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を中火で熱し、2cm角に切ったポークランチョンミート100gを1分炒め、2cm角に切ったトマト1/2個も加えて炒める。ご飯に1cm幅に切ったレタス2枚をしき、具材をのせる。
教えてくれた人
料理家 今井亮さん
京都の中華料理店での修業を経て独立、現在料理教室「亮飯店」主宰。著書に『白飯サラダ』(主婦と生活社、7月16日発売予定)ほか。
撮影/菅井淳子
※女性セブン2021年7月15日号
https://josei7.com/
●乾物・缶詰のサラダレシピ|家にある保存食で手軽に調理・栄養豊富|河井美歩さん