「ササミガリックヤキ」って何!?「はいろましま」ってどこの島？シニア世代の爆笑LINE誤変換5選
60歳～79歳のモバイル端末所有率は92.9％、そのうちスマートフォンは77.0％という調査結果が※。シニア世代のスマホ利用率が増えるにつれLINEの誤変換率も右肩上がり!?「ガリックヤキ」「はいろましま」をはじめ、シニア世代の愉快な誤変換を集めました。
※「2020年シニアのスマートフォン・フィーチャーフォンの利用に関する調査」（MMD研究所調べ、60歳～79歳の男女1万人対象）より。
誰に“ヤキ”を入れたの？どういう意味？
お母さん「ササミガリックヤキ入れたよ」
娘「え？なにそれ？どこに入れたの？」
「母から急に入ってきたこの文章。何かにヤキを入れたのかと深読みしてしまいました」（40代・女性）
娘さんのお弁当を作ってくれた70代のお母さん。ササミガリックヤキとは、鶏肉のささ身をガーリックで味付けて焼いたもののことだそう。
ササミガリックという何者かに“ヤキ”を入れる姿を想像してしまった娘さん。お母さんはもしかしてそういう過去があるのでしょうか。
こんがり焼けた“ガリックヤキ”という不思議な食べ物のような気もします。母の愛情たっぷりササミガリックヤキはとってもおいしかったそうです。
→「アズキバーチンしたよ」…って何!? 高齢の母から来た笑える誤字・誤変換LINE7選
とにかく明るい友達から謎の「かよこしもりんこ」
友人「おかえりかよこしもリンコ！」
友人「おかえりんこって入れようとしたら変な文章になっちゃった滝汗」
私「おかえりんこも変だから笑」
「友達からのチンプンカンプンなLINEのメッセージです。とりあえずテンション高めなことだけは伝わってきて思わず笑っちゃいました」（40代・女性）
友達に「ただいまー！」とLINEしたら、戻ってきたのは意味不明なおかえりメッセージ。「かよこしもリンコ」っていったい何なのでしょうか。「かよこ」「しも」「リンコ」と分解してみても、どこでどうつながったのかまったくわかりません。
「おかえりんこ！」と言って相手に「ただい〇〇こ！」と言わせる下ネタのやり取りもあるにはありますが…。本人もどうしてそうなったのか不明だそう。予測不能な誤変換ですね。
「はいろましま」って美しい絶景の島？
私「LINEのグループに招待しておきましたよ～」
義理母「はいろましま」
「義理の母をLINEグループに招待したらこんな返信がきました（笑い）。『入れました』と打ちたかったようですが、気が抜けた感じになっちゃってる」（40代・女性）
親戚グループLINEでも作ったのでしょうか。無事にグループに入ることができた義理のお母さんですが、文章を打つのはまだ初心者のようです。
「はいろましま」って、エメラルドグリーンの美しいビーチが人気の離島の名前みたいですね。いつか行ってみたいなハイロマ島！ 義理のお母さんとグループLINEするくらい仲良しってステキですね！
どうやったら「凡」の字が出てくるの？
私（ハンバーグの写真を送信）
私「いただいた玉ねぎでハンバーグ作りました～
母「凡おっ！美味しそうですね！」
「義理の母からもらった玉ねぎで作ったハンバーグの画像を送ったら…。どうしたら凡という字がでてくるのか不明」（40代・女性）
70代の義理のお母さんから大量に玉ねぎをもらったという女性。さっそく料理に使って完成したハンバーグの写真を送信！ 返ってきた言葉は「凡おっ！」。
「凡」の字は「ハン」と読むか「ボン」と読むかで大きく意味が変わりますね。ハンバーグの「ハン」と入れようとして「凡」が出てきたてしまったとか。もしくは「凡人」「凡庸」の「ボン」だとしたら――嫁姑の関係が少し心配です。
最後に、お笑い好き・体当たり取材を得意とするライター氏家裕子による創作誤変換LINEをお届けします。
お母さん、70歳からの夜遊びってどういうこと？
母「今、夜遊びにハマりまくっています」
私「なににハマってるんだよ！ やめてよ」
母「夜を走る知らないの？すごい流行ってるんだよ」
私「YOASOBIのことね！そして『夜を駆ける』ね！」
インターネットから人気に火が付き、異例のヒットを飛ばす2人組ユニットYOASOBIを題材に、氏家が思い付いた誤変換ネタ。
YOASOBIの曲は70代のお母さんもお気に入り。しかし、お母さんはユニット名を「夜遊び」と漢字で入力。「夜を駆ける」は「夜を走る」に頭の中で変換されてしまったという二重の誤変換。夜遊びして夜を走る70代のお母さん…人生を謳歌してそう？
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介護ポストセブンでは、介護の合間に読んでクスッと笑える誤変換・誤字LINEを大募集。高齢の母や祖父母、介護にまつわるやりとりなど、気軽にお送りください！
取材・文／氏家裕子
※実話を元に一部設定を変えています。画面は編集部で作成し直したものです。
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