安藤和津さんが『バランス献立』をお試し!「介護食はこんなに美味しく進化したのね」
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認知症の母を12年間介護してきた安藤和津さん。「母に喜んでもらいたい」という一心で、1食5品もの介護食を手作りしていた。「毎日食事作りに追われる日々…こんな便利なものがあったらよかったわ」と当時を振り返る。そんな安藤さんが、介護食『バランス献立』シリーズを試食してみたら――。
安藤和津さん、母の介護を振り返る
「この鯛雑炊、お出汁がすごくきいている! 冷めても美味しさが変わらないのがいいですね。母を介護していた当時は、こういう便利なものをあまり知らなかったから、本当に大変だった…」
いまでこそ笑顔で語る安藤和津さんだが、母を看取るまでの12年、1日も欠かさず介護食を作り続けた日々はとても苦しいものだった。
「母に異変を感じたのは私が40代後半のころ。母は何かにつけ怒りを爆発させるようになりました。母は料理上手だったのに味付けがおかしくなってしまい、その上人格までガラッと変わってしまって…」
原因がわかるまで安藤さんは母の変化に悩み、時として憎むことさえあったという。
「認知症だった母に重度の脳腫瘍が判明したとき、医者からは『薬も治療法もない』と言われて…。どうしてもっと早く気づいてあげられなかったのかと自分を責めました。
食事でなんとかしたいと思って、栄養バランスを考えた介護食を毎食5品は手作りしていました。母は食べたことさえ忘れ「ご飯まだ?」と訴えることもありましたから、1日に何度も食事を作る日もありました。
何より食べることが楽しみだった母にわびしい食事はさせたくなかった。美味しい料理を思う存分食べて笑顔になってほしかったんです。出汁からとった青菜のおひたしや、おかゆに葛あんをかけて料亭風にしてみたり、山椒とじゃこの佃煮を炊いたり、毎食、少しも手を抜けなかったんです。
子育て真っ最中だったので、とにかく忙しかったですね。母のために介護食と子供たちにはお弁当も作っていましたから、頭の中は常に食事のことばかり。振り返れば、身を削って介護をしていました」
市販の介護食のイメージががらりと変わった
「母を介護していた当時、一度だけ市販の介護食を試したことがあるんですが、なんとも味気なくて、母に食べさせたくないと思っちゃったの。
でも、『バランス献立』シリーズは、どれもお味がとてもいいから驚きました。そして何よりも見た目が美味しそう。私が想像していた介護食は、どろどろとしていてまるで食材の形もなく、色味もないものでした。それが『バランス献立』に出会って、イメージががらりと変わりました」
「この肉じゃがなんて料理上手なベテラン主婦が作ったみたい。程よい甘じょっぱさが丁度いいわ。じゃがいもやにんじんはとってもやわらかいのに形がしっかり残っている。料理の彩りがいいのは、食べる人にとって嬉しいことよね。
鯛雑炊は知らずに食べたら、“どこの料亭の雑炊?”って聞きたくなるほど。家ではなかなか出せないお味です」
”容易にかめる”かたさのハンバーグは、「お肉の食感も感じられて、ソースもコクがあって満足感がある。家では夫(俳優・映画監督の奥田瑛二さん)と一緒に試食したんですよ。
私たちが介護されるときは、こんなに美味しい便利なものがあってよかったわねって(笑い)」。
「母が固形物を食べられなくなってから、毎日おかゆを炊いていたんですが、トロトロになるまでかなり時間がかかるもの。このなめらかごはんなら手軽よね。なめらかごはんは余計な味付けはしていないのに、お米の甘みが際立っていて本当に美味しい。
いまは、こういう便利なものがあるんだから、どんどん頼るべきだと思うわ」
食べたいものをどんなときも美味しいと感じて…
「和食だけじゃなくて洋食も選べるのはいいですね。高齢者だからって薄味の和食ばかりじゃなく、しっかりした洋食も味わいたいんじゃないかしら。
形ややわらかさ、食べやすいものを試しながら、どんなときも美味しいと感じてほしいですよね。
母は本来、カリッとした食感のものが大好きでしたが、病状の進行とともに、噛んだり飲み込んだりしにくくなって。介護食作りもだんだん手間がかかるようになりました」
そんなときに便利なのが、食べる力にあわせて選べる『バランス献立』の4つの区分だ。
4つの区分で食べやすいものを選べる
『バランス献立』シリーズは、【容易にかめる】【歯ぐきでつぶせる】【舌でつぶせる】【かまなくてよい】の食べる力に合わせて4つの区分が選べる。
・【容易にかめる】…かたいものや大きいものはやや食べづらいが、普通に飲み込める人向け。
・【歯ぐきでつぶせる】…かたいものや大きいものが食べづらく、ものによっては飲み込みづらいことがある人向け。
・【舌でつぶせる】…細かくてやわらかければ食べられるが、水やお茶が飲み込みづらいことがある人向け。
・【かまなくてよい】…固形物は小さくても食べづらく、水やお茶も飲み込みづらい人向け。
【容易にかめる】『バランス献立 デミグラスハンバーグ』100g 180円 詳しくはこちら
【歯ぐきでつぶせる】『バランス献立 肉じゃが』100g 180円 詳しくはこちら
【舌でつぶせる】『バランス献立 鯛雑炊』100g 180円 詳しくはこちら
【かまなくてよい】『バランス献立 こしひかりのなめらかごはん』150g 180円 詳しくはこちら
※表示価格はメーカー希望小売価格です。消費税は含まれておりません
加齢とともに咀嚼機能や飲み込む力が低下するため、介護では誤嚥や低栄養を防ぐためにそれぞれの状態に合わせた食事が大切となる。
食べることは生きること、介護を楽しく――
「私の作った介護食を食べたあと、幼いころから一度も褒めてくれなかった母が『あなたのおかげよ、ありがとう』という言葉をくれたんです。食事の持つ力と大切さを改めて感じました。
晩年、寝たきりになってベッドに横たわる母に、大好きだったバニラアイスクリームを舌の上にちょっとのせてあげたんです。
食べることは生きること。食べることが損なわれると、生きる意味すらもぎ取られると思うんです。だから最期までしっかり好きなものを食べて過ごしてほしいですよね」
母に寄り添いながら12年間精一杯やってきた介護食作りを振り返りながら安藤さんは、
「市販のものを使うのに、後ろめたさを感じる必要なんてない。便利なものにはもっと頼ってほしい!」と強調する。
「決して手抜きではないんです。疲れて忙しい中で眉間にしわを寄せて手作りした介護食よりも、『バランス献立』シリーズを素敵なお皿に盛り付けて、朗らかにさあどうぞと食べてもらったほうがお互い幸せ。
介護は便利なものは取り入れて上手に手を抜くことが大切。心にゆとりを持てて笑顔が増えると思います」
プロフィール
エッセイスト・コメンテーター 安藤和津さん
管理栄養士が提案!栄養UPアレンジ3選
『バランス献立』シリーズに食材をプラスしたり、商品を組み合わせたりして、さらに栄養UPするおすすめレシピを、管理栄養士・清水加奈子さんに提案いただいた。
ほうれん草と卵のリゾット
『バランス献立 なめらかほうれん草 ポタージュ風』と『バランス献立 こしひかりのなめらかごはん』を合わせ色味も鮮やかな洋風リゾットに。温泉卵でたんぱく質をプラスし、栄養をチャージ。
『バランス献立 こしひかりのなめらかごはん』150g 180円 詳しくはこちら
※表示価格はメーカー希望小売価格です。消費税は含まれておりません
<材料>(1人分)
『バランス献立 なめらかほうれん草 ポタージュ風』…1袋
『バランス献立 こしひかりのなめらかごはん』…1袋
温泉卵…1個
粉チーズ…少量
パセリ…少量
<作り方>
【1】『バランス献立 なめらかほうれん草 ポタージュ風』を1分湯煎し、『バランス献立 こしひかりのなめらかごはん』を4分湯煎したものと混ぜ合わせる。
【2】器に盛り、温泉卵1個をのせて食べやすく崩す。
【3】粉チーズ・パセリのみじん切り各少量をかける。
★管理栄養士からのポイント
『バランス献立 こしひかりのなめらかごはん』で糖質、『バランス献立 なめらかほうれん草 ポタージュ風』でビタミン、ミネラルが摂取できるので、卵を加えてたんぱく質を補うことで栄養バランスがよくなります。かまなくても食べられるように市販の温泉卵を使用しているのがポイント。温泉卵なら加熱時間もかからず、常温でもアレンジできます。
お麩入りすき焼き
お麩入りすき焼きは、『バランス献立 すき焼き』を使って簡単に作れる。
※表示価格はメーカー希望小売価格です。消費税は含まれておりません
<材料>(1人分)
麩…3個
『バランス献立 すき焼き』…1袋
長ねぎ…少量
<作り方>
【1】麩は水に2分つけて戻し、水気を軽く絞る。1個を4等分に切り、ラップをして電子レンジで30秒加熱する。
【2】『バランス献立 すき焼き』を3分湯煎し器に盛り、麩をのせ、刻んだ長ねぎ少量を散らす。
★管理栄養士からのポイント
『バランス献立 すき焼き』でたんぱく源の肉や豆腐、野菜も摂取できるので、お麩で糖質をプラスしてエネルギーを補給。お麩は介護食では便利な食材。パサパサしている炭水化物は飲み込みにくいですが、汁を吸ったお麩はトロトロになるので、食べやすくむせにくくなります。
パングラタン
やわらかく仕上げた鶏肉が食べやすい『バランス献立 鶏肉のクリーム煮』のクリームを吸ったパンがトロトロになって歯ぐきでつぶせるやわらかさに。粉チーズでコクもプラス。
※表示価格はメーカー希望小売価格です。消費税は含まれておりません
<材料>
『バランス献立 鶏肉のクリーム煮』…1袋
粉チーズ…少量
パセリ…少量
食パン(6枚切り)、またはサンドイッチ用パン…1/2枚
<作り方>
【1】食パンは耳を落とし、2㎝角に切って耐熱皿に入れる。
【2】湯煎した『鶏肉のクリーム煮』を上からかける。
【3】粉チーズ少量をのせてトースターで5分程度焼き目がつくまで焼く。
【4】パセリ少量を散らす。
★管理栄養士からのポイント
『バランス献立 鶏肉のクリーム煮』では鶏肉のたんぱく質、野菜のビタミン、クリームの脂質を摂取できるので、不足している糖質としてパンをプラス。パンはサンドイッチ用か、耳をカットして使うことで、クリームをたっぷり吸ったとき十分にやわらかくなり、歯ぐきでつぶせるかたさに仕上がります。
※レシピで使用する商品のかたさと、レシピの出来上がりのかたさは同じではありません。
レシピ考案
管理栄養士・清水加奈子さん
国際中医薬膳師の資格を持ち、女性誌や広告など幅広く活躍。介護食おせちの監修なども手がける。
協力/アサヒグループ食品
商品に関するお問い合わせ先/お客様相談室 0120-630611
アサヒのシニア・介護に関する情報はホームページへ
https://www.asahi-gf.co.jp/special/senior/
撮影/玉井幹郎(安藤さん)衣装協力/YUKI TORII