五月みどりさん和食中心8品の朝ご飯【喜寿でも元気でキレイな人の食習慣】
年を重ねてもパワーに溢れ、輝き続ける女性たち。その共通点は「我が、まま」。自分の心と体にしっかりと向き合い、耳を傾けてきた結果、たどり着いた食事法は十人十色だ。
歌謡曲『おひまなら来てね』が大ヒットとなり一躍スター歌手に。女優としてテレビや映画に多数出演、画家としてもマルチに活躍…と、今も現役真っ只中の五月みどりさん(78才)が極めた食事をご紹介します!
食事は、基本、自分で作って食べる
両親が自営業で8人きょうだいの長女として育ち、幼い頃から常にキッチンに立っていたという歌手でタレントの五月さん。長年食事づくりに親しんでいたため、食事は、基本、自分で作って食べるという習慣が身についている。
「仕事柄、外で食事する機会も多いのですが、我が家で食べる食事が一番好き。1日3食が基本ですが、収録などでお昼を食べられないこともあるから、朝食はとくにボリュームを置いてしっかり食べています。間食はほとんどしませんね」
もち麦ご飯、みそ汁、小鉢5~6品…大病知らずの食事スタイル
現在は湯河原に居を構え、地元食材の金目鯛、えぼ鯛、あじ、かますなどの干物が毎朝食卓にのぼる。大好きな食材は常備されており、その代表格が宇和島のじゃこ天。そしてピリ辛がやみつきになる、昆布の佃煮や実山椒。組み合わせてオリジナルな食べ方を楽しんでいる。
「もち麦のご飯とおみそ汁を軽く一杯、小鉢はだいたい5~6品は並べます。デザートはヨーグルトにフルーツ。サラダには寒天を入れるのがお気に入りです。ゆっくり噛んで食べるのも健康法かしら!? 家の中ではだらだらせずに、常に動き回っていることも健康のヒケツかも」
長年この食事スタイルを続けているため、不調を感じたことはなく大病知らずだという。
この日のお品書きは、もち麦ご飯にみそ汁、干物、じゃこ天の煮付け、寒天サラダ、野菜炒め、山椒昆布、ヨーグルト(フルーツのせ)だ。
「無意識に体が求めるものを食べていればきっと健康なのよ」
撮影/菅井淳子
※女性セブン2018年5月24日号
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