飯野晴子さん地元野菜のパワーをもらう【喜寿でも元気でキレイな人の食習慣】
年を重ねてもパワーに溢れ、輝き続ける女性がいる。その共通点は「我が、まま」。自分の心と体にしっかりと向き合い、耳を傾けてきた結果、たどり着いた食事法とは?
広告代理店で、数々のラグジュアリーブランドを担当し、退職後も各種プロデュースや講演を行い、アメーバブログ文化人部門で常に上位50位前後に位置する人気ブロガーの飯野晴子さん(74才)。
その元気の源は? パワーをもらっているという地元野菜を中心とした食習慣について教えてもらった。
食事の意識改革をして糖尿病を克服
35才で離婚し、その後初めて社会に出て働きだした飯野さん。広告代理店に勤めると、手腕を発揮。当時としてはめずらしい、営業ウーマンの道を切り開いた第一人者だ。
「当時は忙しさにかまけて、ファストフードやかつ丼、うにやいくらなどをよく食べていました。そしたら糖尿病になってしまい…。薬を飲めば大丈夫だろうと思っていましたが、なかなか改善しなくて。65才で退職したあと、フリーランスになったのを機に、栄養士さんに教えてもらって、徹底的に食事の意識改革をしました」
最初に野菜を食べることを心がけ、食事も少量に減らして食べるようにした。
「でも朝は抜いちゃダメね。朝を抜くと、お昼に食べたものが全部吸収されちゃうから」
学んだことを忠実に守って実行することで、心身ともに健康を実感でき、血糖値は下がり、体重は8kg減った。
海辺の家を購入、都会と行き来
退職時に都会と海辺を行き来しようと、家を購入したのもひとつのきっかけだったという。
「地元産の味の濃いトマトやきゅうりに、朝獲れの生卵で作ったマヨネーズをつけて食べるの。どれもとっても新鮮で、それだけで十分においしいから、塩やこしょうもできるだけ使わないのよ」
みそは、10年以上手作りしている。
元気のヒケツ
海辺の家には、多くの人が訪れる。食事の時はおもてなし精神たっぷりに華やかなテーブルセッティングする。天気のいい日のランチは”ベランダ飯”。1人で食事の時も、クロスをかけ、料理に合わせてスタリング。料理や気分に合わせて食器やテーブルクロスをチョイス。仕事で飛び回っていた時にコレクションした箸置きがたくさんある。
【プロフィール】
スーパーブロガー・コメンテーター飯野晴子さん(74才)
●1943年生まれ。広告代理店で、数々のラグジュアリーブランドを担当。退職後は各種プロデュースや、女性の生き方をテーマにした講演会も人気。ブログは毎日更新中。
撮影/阿部健太郎
※女性セブン2018年5月24日号
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