おせち料理の簡単アレンジ|なます、栗きんとん、数の子が大変身【まとめ】
おせち料理は美味しいけれど毎日食べ続けるとちょっと飽きてしまう。そこで、おせちを使った技あり!アレンジレシピを、過去の記事からピックアップ。栗きんとんやなますなど、ちょっと余ってしまったときにぜひ活用してみて!
なますのツナピーナッツあえ
たくさん作ったなますをおしゃれなメニューに変身。ピーナッツを加えて歯ごたえもよく。
<作り方>(作りやすい分量)
なます60gに、ピーナッツ40g(ポリ袋に入れてすりこ木などでたたいて砕く)、水気を切ったツナ缶1缶、しょうゆ小さじ1/2を加えてあえる。
田作りのでじゃがいもアヒージョ
斬新! 田作りをアヒージョにアレンジ。じゃがいもが入ってお酒のおつまみにもぴったり。
<材料>
・田作り(乾物)…30g
・じゃがいも…2個
・赤唐辛子…2本
・塩…小さじ1/2
・オリーブオイル…1カップ
<作り方>
【1】直火にかけられる器に、皮をむき、薄切りにしたじゃがいもを入れ、田作りをのせ、オリーブオイルを注ぐ。塩を振り、小口切りにした赤唐辛子を加えて中火にかける。
【2】ふつふつと沸いてきたら火を止める。
→オリジナル記事:黒豆、栗きんとん、お餅、乾物…年末年始のちょい余り食材“大変身”レシピ
教えてくれた人
山脇りこさん/料理家 旬と伝統的な手法を大切にした家庭料理を自身の料理教室で伝える。世界各地を訪ねて現地の料理探求も。近著に『大人のごほうび台湾』(ぴあ)。栗きんとんでバタートースト
ふわふわのきんとんにバターの塩気、これはもう止まらない美味しさ!
<作り方>
【1】洋風栗きんとん 大さじ6~8に生クリーム(または牛乳)大さじ3~4を加えて混ぜる。
【2】食パン 2枚にあんずジャム 小さじ2を塗り、上から【1】を塗る。バター 小さじ1~2を散らしてのせ、トースターで焼き、最後にシナモンを振る。
煮しめを巾着に…煮しめ入り宝袋
野菜がたっぷり入った煮しめを使ったアレンジ。噛むとジュワッとおだしが口いっぱいに溢れて幸せな気分に。鶏ひき肉にしょうがを利かせて。市販の煮しめでも作れます。
<作り方>
【1】煮しめ 1カップは粗く刻んでボウルに入れ、鶏ひき肉 100g、しょうがのすりおろし 小さじ1を加えてよく混ぜる。
【2】油揚げ 2枚は半分に切って袋状にし、【1】を詰め、爪楊枝で口を留める。
【3】鍋にだし 1カップ、酒 大さじ1、みりん・しょうゆ 各小さじ2と【2】を入れ、ふたをして弱めの中火で10分煮る。器に盛る時に爪楊枝は抜く。
→オリジナル記事:おせちのアレンジ料理|三が日も食べ飽きない簡単アイデアレシピ
教えてくれた人
本田明子さん/料理研究家 20年以上にわたり小林カツ代さんのアシスタントを務め、その教えをもとに家庭で作りやすいレシピを提案する。著書に『娘に伝えたい おせち料理と季節のごちそう』(講談社刊)など。数の子とセロリ&さきいかのごまマヨ和え
数の子をさっぱりとしたサラダにアレンジ。セロリで新鮮な味わいに。
【1】数の子はたっぷりの水(分量外)につけ、10~15分ごとに水を替える。これを4~5回繰り返したら、膜を取って水気をしっかりふき取り、ひと口大に切る。
【2】セロリ1/2本は4cmの長さの細切りにし、さきいか30gは細かく裂く。
【3】ポリ袋に、すりごま・マヨネーズ各大さじ2、酢・砂糖各大さじ1/2、しょうゆ小さじ1を入れて軽くもむ。【1】と【2】を入れ、しっかり空気を抜いて口を結ぶ。
→オリジナル記事:ポリ袋で作るおせち料理|黒豆、煮しめ、栗きんとん…とにかく簡単!洗い物が少ない!
教えてくれた人
荻野恭子さん/料理研究家。ポリ袋料理の第一人者。主宰する料理教室では、60か国以上の海外の料理も教える。著書に『ポリ袋漬けのすすめ』(文化出版局)など。
撮影/山家学、菅井淳子、市瀬真以、髙橋進
●年末年始の人気メニュー【から揚げ】厳選8レシピ|コウケンテツさん、飛田和緒さんほか