1杯で大満足のおかずみそ汁|組み合わせのアイディアで栄養満点レシピ|きじまりゅうたさん
一杯でおかず代わりになる「ガッツリみそ汁」を料理研究家のきじまりゅうたさんが考案。アイディア満載の組み合わせで、食べるだけで元気いっぱいになるレシピをご紹介!
【目次】
ガッツリ!おかずみそ汁のレシピ
※材料はすべて2人分です。
●ごろごろ夏野菜のガリバタ豚汁のレシピ
豚肉も野菜もゴロッと大きめがウマイ!火の通りやすい夏野菜をどっさり入れてガーリックバターでパンチのある味に 。
<作り方>
【1】玉ねぎ1/2個は6等分のくし形切りに、赤パプリカ1/2個は2cm幅の6等分のくし形切りにする。ズッキーニ1/2本(100g)は縦4等分に切ってから半分に切る。豚肩ロース厚切り肉1枚は筋を取って6~8等分のひと口大に切る。
【2】鍋にバター10gとすりおろしたにんにく小さじ1/2を入れて中火にかけ、香りが立ったら玉ねぎ、豚肉、ズッキーニ、パプリカの順に炒め、塩少量を振る。バターが馴染んだら水2カップを加える。
【3】煮立ったらふたをして4分ほど弱火で煮る。具材に火が通ったら火を止め、みそ大さじ2を溶き入れる。器に盛り、バター10gを半量ずつのせ、七味唐辛子適量を振る。
●トマトとアボカドの豆乳カレーみそ汁のレシピ
豆乳&みそで濃厚クリーミーに!わかめ入りで腸内環境も整う豆乳カレーにアボカド&トマトが相性抜群!
<作り方>
【1】トマト大1個(300g)はヘタを除いて半分の高さに切り、それぞれ6等分のくし形切りにする。アボカド大1個(300g)は皮と種を除き、1.5cm幅の半月切りにする。
【2】鍋にオリーブオイル小さじ2、カレー粉小さじ1を入れ、中火で香りが立つまで炒める。水1/2カップ、豆乳(無調整)1カップを入れ、温まったら【1】と乾燥わかめ小さじ2を入れ、2分ほど煮る。
【3】火を止め、みそ大さじ2を溶き入れる。器に盛り、オリーブオイル適量をかける。 仕上げのオリーブオイルは美容にも◎!
●キャベツと煮干しのチゲ風みそ汁のレシピ
ざっくり切ったキャベツで食べ応え十分!煮干し×キムチでWの旨みを凝縮ピリ辛味にキャベツの甘味がたまらない。
<作り方>
【1】煮干し6尾はわたを取り除き、鍋に入れて水2カップを注ぎ10分ほど置く。白菜キムチ100gとキャベツ150gはざく切りにする。
【2】【1】の鍋にキムチ、キャベツ、ごま油大さじ1/2を加えて中火にかけ、煮立ったらふたをして4分ほど弱火で煮る。
【3】卵2個を割り入れ、ふたをして卵が半熟になるまで煮る。火を止め、みそ大さじ1 1/2を溶き入れる。
●鶏肉としめじといんげんのしょうがみそ汁のレシピ
しょうがをキリッと効かせるのがポイント!きのこ&緑黄色野菜&しょうがの最強トリオゴロッと大きな鶏肉で満腹必至な一杯に。
<作り方>
【1】しょうが2片は皮をむき、半量を3mm幅の薄切りにして、残りはすりおろす。しめじ100gは石突きを取って粗くほぐす。いんげん10本はなり口を落とし、5~6cm長さに切る。
【2】鍋に水2カップ、鶏もも肉唐揚げ用200g、しめじ、薄切りにしたしょうがを入れて中火にかける。煮立ったらあくを取り、ふたをして4分ほど弱火で煮る。
【3】いんげんを入れて2分ほど煮て、しんなりしたら火を止め、みそ大さじ2を溶き入れる。器に盛り、すりおろしたしょうがをのせる。
●豚しゃぶときゅうりと桜えびのみそ汁のレシピ
ジューシーなきくらげにさわやかなきゅうりがマッチ!ビタミンDが格段に多いきくらげたっぷり桜えびでカルシウムもしっかり摂れる。具だくさんだから、だしを使わなくても味が出る。
<作り方>
【1】小粒のきくらげ大さじ1(5g)はさっと洗い、鍋に入れて水2カップを注いで戻す。きゅうり1本は縦半分に切り、7~8mm幅・5cm長さの斜め切りにする。
【2】【1】の鍋を中火にかけ、煮立ったら豚しゃぶしゃぶ用肉100gを入れる。あくを取り、桜えび大さじ1ときゅうりを入れて1分ほど煮る。
【3】火を止め、みそ大さじ2を溶き入れる。器に盛り、白いりごま大さじ1/2を振る。
教えてくれた人
きじまりゅうたさん/料理研究家。祖母は村上昭子、母は杵島直美という料理研究家の家庭に育ち、自身も料理研究家としてテレビや雑誌で活躍。近著に『NHK きじまりゅうたの小腹すいてませんか? パパッとレシピ』(宝島社)など多数。
撮影/深澤慎平
※女性セブン2020年6月18日号
https://josei7.com/
●みそ汁で食べる健康習慣を!免疫力を高める食材で作る【みそ汁レシピ】