女性に人気の資格ベスト10|認知症介助士など資格模擬テストに挑戦
勉強に励むのに過ごしやすいこの季節、新しい資格に挑戦してみませんか?
日本には、国家資格や公的資格、民間資格など1000を超える資格があります。その中には、あなたを輝かせる資格がきっとあるはず!
行政書士をはじめ647個の資格を持つ(2019年10月2日現在)資格アドバイザーの鈴木秀明さんは、
「大人になると勉強をする機会が減ります。覚えて、考え、試験を受けて合否判定を受ける緊張は脳にいい刺激を与えますし、専門の知識を得られれば、仕事はもちろん日常生活にも生かせます」
と話す。資格の重要性について、さらにこう続ける。
「人生100年時代の今、いかに自分の人生を楽しめるかが肝に。資格が趣味の世界を広げることもあるので、興味を持った分野にはどんどん挑戦するといいと思います。未知の世界に興味を持つ好奇心が、人生には大切なんです」
資格は仕事と人生を充実させる!
資格を仕事に生かしたい場合は、これからどんな仕事が注目されるかを考え、新しくできた資格をいち早く取得したり、資格を複数持つことで自分の価値を高めるとよいという。例えば、ファイナンシャルプランナーなら終活アドバイザーの資格も持つとより心強い。
今後は、介護系の資格をはじめ、オリンピックの影響により不動産系の資格が注目を集めるといわれている。今こそ挑戦してみては?
「ユーキャン」2019年人気資格 ベスト10(※1)
1位 認知症介助士/(民)認知症の家族などを正しく介助するための資格
2位 食生活アドバイザー(R)/(民)健康な生活を送るための提案ができる。
3位 介護福祉士/(国) 介護の現場で、介護の指導などが行える。
4位 レクリエーション介護士(2級)/(民)介護の現場でレクリエーションを提案できる。
5位 終活アドバイザー/(民)終活が必要な人の相談相手になれる。
6位 登録販売者/(国)薬局などで一般用医薬品(※2)を販売できる資格。
7位 介護事務管理士(R)/(民)介護事務所などで介護報酬請求業務などを行える。
8位 介護予防健康アドバイザー/(民)介護予防や健康維持に役立つ知識を学べる。
9位 調剤薬局事務/(民)薬局で主に処方箋の受付と入力などができる。
10位 医療事務認定実務者(R)/(民)病院の就労に必要な事務知識を学べる。
(国)…国家資格 (公)…公的資格 (民)…民間資格
※1/女性セブンにおける近年ランキング
※2/第2類、第3類医薬品
【生涯学習のユーキャン】
実用的な資格取得講座はもちろん、趣味や特技を充実させる講座が多数そろっているのが特徴。取り扱う講座数が152と多い。
HP/https://www.u-can.co.jp
電話/03・5388・6111
実際のテキストから抜粋! 「模擬テスト」に挑戦
人気資格では、どんなことを学んでいるの?ちょっぴり覗き見たい、という人のために、人気の資格の中から、日常生活に役立つ問題をピックアップ。
実際のテキストから抜粋したものだから、内容や雰囲気もつかみやすいはず。興味を引かれたらぜひ受講してみてはいかが?
※「生涯学習のユーキャン」より問題提供(一部編集部改変)
【民間資格】<認知症介助士>
次の各文を読んで、正しいものには○、誤っているものには×で答えなさい。
【Q1】認知症とは記憶障がいのみで、社会生活や職業上に支障をきたした状態をさす。
【Q2】認知症では、計画を立てたり、結果を予測しながら次の行動を考えることが難しくなる。
【Q3】認知症の治療として、食べ物による食事療法が行われている。
【Q4】アルツハイマー型認知症は、脳の中のさまざまな変化により正常な脳細胞がだんだん減り、脳が萎縮することによって引き起こされる。
【Q5】記憶は、時→場所→人の順番で失われていく。
【A】
Q1×(記憶障がいのほかに失語、失行、失認、実行機能障がいが1つ以上加わる)
Q2○
Q3×(食事療法はない)
Q4○
Q5○
【民間資格】<終活アドバイザー>
次の各文を読んで、正しいものには○、誤っているものには×で答えなさい。
【Q1】終活アドバイザーに求められる役割の1つに、相談者のこれからの生活に寄り添うことがある。
【Q2】相談者に満足してもらえるアドバイスを行うために、終活アドバイザー自身の知識や経験は不要である。
【Q3】相談者にアドバイスをする際は、「他人事」と割り切った態度で接することが望ましい。
【Q4】日本では埋葬または火葬は、死亡後24時間を経過した後でなければ行ってはならない。
【Q5】葬式の事前相談とは、亡くなりそうな人の家族が相談することであり、自分自身の葬式の相談はできない。
【A】
Q1○
Q2×(アドバイザー自身の幅広い知識や経験が必要)
Q3×(自分のこととして想像すると、より親身で適切なアドバイスができる)
Q4○
Q5×(まだ元気なうちに自分自身の葬式の相談をするケースもある)
※女性セブン2019年10月24日号