最新の介護ICT/IoTシステムを導入した介護付有料老人ホーム<後編>
アズハイム練馬ガーデン
前編では介護におけるICT/IoTシステム「EGAO link(エガオリンク)」とその効果について紹介した。今回後編では、人員配置を充実させたリハビリの内容や、ここ「アズハイム練馬ガーデン」の設備について紹介する。
近年、入居者や家族から高齢者施設に対するリハビリへの期待が高まっているという。施設側もそのニーズを受け止め、拡充を目指している所が増え、競争になっている地域もあるようだ。
アズハイム練馬ガーデンでは、各フロアに機能訓練指導員が配置されている。これによって、希望者に毎日30分の個別機能訓練を提供できる体制になった。「株式会社アズパートナ―ズ」が運営するアズハイムグループは元々リハビリに力を入れていて、各ホームに理学療法士、作業療法士、柔道整復師などのリハビリ専門資格を持ったスタッフを1名以上配置してきた。ここ、アズハイム練馬ガーデンでは、さらにその体制を強化し、入居者の身体機能の維持向上に取り組んでいるのだ。
「理学療法士とあん摩マッサージ指圧師がいるので、各々の専門職としての知識、経験が合わさって相乗効果を生んでいます。よりその人らしく生活をしていただくために、リハビリには特に力を入れています」(ホーム長の小川恵子さん、以下「」は同)