「運気を上げるウオーキング術」歩いて開運!ポイントは5つ【3か月待ちの人気占い師が伝授】
歩く姿には、そのときの心理が表れるもの。歩き方は健康だけでなく、開運パワーを引き寄せるという。そこで今回は、鑑定3か月待ちの人気占い師・油井秀允さんに、相談者1万3000人分の実例を基にした、運気を上げる歩き方を教えてもらった。運気が上がる歩き方の極意とはいかに。
教えてくれた人
油井秀允(ゆいひでまさ)さん/「見た目」開運鑑定師
見た目のアドバイスをすることで、相談者の運勢が劇的に変わる「見た目開運のプロ」として活躍中。そのほか、姓名判断を中心に、5つの占術を駆使して占いを行う。主な著書に『てっとり早く見た目で運がよくなる本』(プレジデント社)など。
運気を下げる元凶は歩く姿勢の悪さだった
「運気が下がっている人はたいてい姿勢が悪いです」
そう一刀両断する油井さんは、以前相談に来た20代の地方公務員の男性が印象的だったと続ける。
「その男性は、地域の人たちの役に立ちたいという思いが強く、本人は意欲的に仕事に取り組んでいたのですが、なぜか上司からいつも、“やる気があるのか?”と叱責され、重要な仕事を任せてもらえなかったそうです」(油井さん・以下同)
相談後、帰っていく彼の後ろ姿を見て、その原因がわかったという。歩き方に問題があったのだ。背中を丸めて前かがみの姿勢。歩幅は狭く、上体を細かく揺らしながら歩いていたのだ。そこで油井さんは男性に、3つのアドバイスをした。
「1つ目は背筋を伸ばすこと。2つ目に顔を上げ、視線を高くすること。3つ目はお腹に力を入れて、普段の歩幅より少し広めを意識して歩くこと、です」
1か月後、男性は再び油井さんの元を訪れ、責任のある仕事を任せてもらえるようになったと話した。
「いくら心の中はやる気で満ちていても、下を向いてトボトボと歩いていると、周囲にネガティブなイメージを与えてしまいます。不安や葛藤を抱いていても、意識して背筋を伸ばし、前を向いて堂々と歩いていると、周囲がこの人に仕事を任せたい、やる気を感じるから育てたいと思って手を差し伸べてくれ、運気も上向きになっていくのです」
表情も重要だ。
「悩める相談者は一様に表情が暗い。運気を上げたいなら、常に笑顔をたたえておくことが大切です。日頃から口角を上げるよう意識しておくと、“明るくて運のよさそうないい人”といった印象を与え、自然と周りに同じく笑顔の人が集まり、いい運気を引き寄せます」
「見た目」開運鑑定師直伝!運気が上がるウオーキング術
<POINT1>顔を上げ、視線を高くし、笑顔で!
「『笑う門には福来る』は本当です。笑顔にはあなたと周囲の人の運気を上げるパワーがあります。顔を上げると自信にあふれて見えるので歩くときは顔の位置も意識しましょう」(油井さん・以下同)
<POINT2>頭頂部にエネルギーが入ることを意識する
「運気を上げるエネルギーは天から頭頂部に入ってきます。ですから、エネルギーが入りやすいよう、頭頂部は天に対してまっすぐ向くように意識して」
<POINT3>お腹(丹田/たんでん)に力を入れる!
「丹田はへその下、数cmのところにあるツボ。東洋医学では、体の重心ともいわれています。ここに力を入れると、自然と背筋が伸び、堂々とした見た目になります」
<POINT4>背筋を伸ばし、姿勢をよくする
姿勢の悪さは、自信のなさ、元気のなさを周囲に印象づける。「意識して背筋を伸ばし、前を向いて堂々と歩いていると、本当は元気がなくても、姿勢が与える自信に満ちた印象に引っ張られ、心も上向いていきます」。
<POINT5>歩幅はいつもより少しだけ広く
「歩幅が狭い人はパタパタとせわしなく見え、自然と早歩きになるので、ゆとりがない、落ち着きがない印象に見られがち。歩幅はなるべく広く、ゆったりと歩くことを意識しましょう。周囲に落ち着きと余裕のある印象を与えるでしょう」
<もっと開運ポイント>手入れをした靴で歩けば金運もアップする
「歩くのに欠かせない“靴”。実は、金運を引き寄せるアイテムです。泥やほこりなどで汚れていると、運気が下がってしまいます。物持ちがいいのはいいことですが、靴に関しては、傷みが激しくなったらすぐに引退させて、新品に買い替えましょう。まだ履けるからと無理をさせるのはおすすめしません。仕事に行くときは特にピカピカに磨いた靴を履きましょう。周囲に清潔感を与え、信用されやすくなります」
取材・文/土田由佳 イラスト/ico.
※女性セブン2024年11月21日号
https://josei7.com
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