話題のモダン中華店直伝「トマトの卵炒め」レシピ|トマトの酸味とふわトロ卵の絶妙コンビが絶品
暑い季節にぴったりな「トマトの卵炒め」のレシピをにんきモダン中華店『O2(オーツ―)』のオーナーシェフに教えてもらいました。ふんわり食感の卵とトマトの酸味が絶妙なバランス。手早くサッとできるので、キッチンに立つ時間が少なくて済む所も嬉しいポイントです。 ※紹介したレシピは家庭用にアレンジしたもので、店舗で提供される料理とは異なります。
教えてくれた人
O2オーナーシェフ 大津光太郎さん
和洋の食材も取り入れた中華は、料理関係者や著名人にもファンが多い。店では3種類のコースと、厳選されたワインが楽しめる。
具材は火を止めたフライパンに流し入れるとふんわり食感に
枠にとらわれない料理が話題のモダン中華店『O2』オーナーシェフの大津光太郎さんが教えてくれたのは、トマトと卵の炒めもの。ごくシンプルな卵炒めは、一度作り方を覚えたらリピート確実。
手早くできるので、朝食にもおすすめ。店では『パクチー卵炒め』(1320円)を提供。コース後のアラカルトとして注文できる。材料も工程も最小限なので、火加減と油の量さえ守れば誰でも簡単に作れるという。
「すべての食材を軽く混ぜ、よく熱して火を止めたフライパンに流し入れたら、スクランブルエッグの要領で混ぜるだけ。トマトのフレッシュ感を纏ったふわふわ卵が完成します」(大津さん・以下同)
トマトの卵炒め
ふわトロ卵とトマトの甘み、塩気のバランスが絶品
<材料>(2人分)
ミディトマト…2個(80g)
卵(Lサイズ)…3個
塩…小さじ1/2
しょうゆ…1滴
サラダ油…大さじ1
<作り方>
【1】トマトは皮をむいてくし形切りにし、さらに一口大に小さく切る。
【2】ボウルに【1】、卵、塩、しょうゆを入れ、卵の白身と黄身が軽く混ざる程度に10~15回ほど混ぜる。
【3】フライパンに油を入れ、煙が出るくらいまでよく熱したら、火を止めて【2】を流し入れる。ゴムべらなどで全体を大きく10秒ほど混ぜる。
トマトの卵炒めを作る際の3つのポイント!
1. トマトの皮はむく
「皮がない方が、トマトの口当たりがよくなります。卵との一体感が出るよう、小さめに切るといいですよ」。湯むきしたトマトを使ってもよい。
2. 卵は混ぜすぎない
「混ぜすぎると食感がなくなるので、10~15回程度、黄身と白身をほぐすように混ぜます」。油との配分で、卵はLサイズを使用。
3. フライパンをアツアツに熱し火を止めてから卵を入れる
「卵液を流し入れたら、余熱で一気に火を通すのが最大のポイント。トマトも水っぽくなりません。混ぜるときはゴムべらを使うと簡単」
大津さんのおすすめはパクチー入り
「パクチーの根は刻み、葉はざく切りにして卵液に加えます。トマトだけより、爽やかでパンチのある味わいになります。彩りもきれいですよ」
O2
住所:東京都江東区三好2-15-12
撮影/市瀬真以 取材・文/勅使河原桜
※女性セブン2024年6月20日号
https://josei7.com/
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