認知症予防・対策まとめ|脳の若さを保つ食べ方や選びたい食材、レシピ紹介
高齢化が進み、認知症を患う人は増えつつある。40、50代といった早期に認知症を患う人も増えているだけに、「自分は大丈夫」ではなく、早いうちから予防を心がけたい。そこで、当サイトの認知症記事の中から、食事に焦点を当てた記事をまとめた。食習慣から早速変えていこう。
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認知症予防のカギは睡眠&“糖脂塩”制限
認知症のおよそ7割を占めるアルツハイマー病。その要因の1つとして、「アミロイドβ」というたんぱく質が脳に蓄積することが判明している。アミロイドβは睡眠の多寡によって増減することも研究によって分かっている。睡眠不足が認知症リスクを高めることは想像に難くないが、深くて心地よい、心身ともに休まる睡眠が認知症を遠ざけるというのだ。一般的に、認知症と高齢者を結びつける傾向があるが、実は、30才前後から“始まっている”ことも。認知症対策の方法の1つは前述の通り、良質な睡眠だ。そして認知症は、その人の食生活とも密接な関係がある。ズバリ、糖分、脂質、塩分──“糖脂塩”を制限した食生活が認知症を防ぐカギとなるという。詳しい内容は、こちらから。
→今から、誰でもできる認知症対策「熱闘!“糖脂塩”(とうしえん)」
認知症予防に効果的な食材の摂り方
早いうちから予防したい認知症。脳の若さを保つには、一体どんな食べ方をしたらいいのだろうか? 認知症予防に良いとされる食べ物のひとつ、納豆を食べる時間帯は? 予防効果をより高めるコーヒーの選び方は? 具体的な食べ物や食べ方にまつわるQ&Aにまつわる記事をご紹介します。
認知症予防にカレーや納豆 「ボケないレシピ」
認知症は、初期であれば完治の可能性はあるといわれている。記憶力を守るために、真っ先に取りかかれて、しかも効果的なのが「食事の見直し」だ。記憶力をアップさせる食材の“優等生”納豆の食べ方をはじめ、脳内の神経細胞を傷つける活性酸素を除去する「抗酸化作用」が期待できる食材の代表格・ブロッコリーを使ったレシピなど、厳選の「ボケないレシピ」を紹介しよう。
→認知症を予防!最強のカレー、納豆、うなぎなどボケないレシピ
認知症予防、管理栄養士が教える脳のいいレシピ
認知症を予防するために重要な食生活。認知症予防にいいとされる栄養成分は、「オメガ3」「抗酸化成分」「葉酸」「トリプトファン」だ。これらをたっぷり盛り込み、脳に重要な油使いや減塩テク、調理方法や食材の組み合わせを工夫した脳にいいレシピを管理栄養士・料理家の小山浩子さんに教えてもらった。その詳しいレシピは、こちらから!
→認知症予防にいい栄養成分がたっぷり これからの季節に作りたい家庭料理レシピ3つ
認知症予防に◎ カマンベールチーズレシピ
日本人の平均寿命は過去最高を更新している一方、自立した生活を送れる健康寿命の延びは小さい。特に認知症は、高齢者の増加とともにますますの増加が懸念される。そこで、病気のリスクを下げる注目のパワーフードを専門医が厳選。
認知症予防に効果的な食材、白カビに認知症の原因となる脳のシミ、アミロイドを除去する働きがあるカマンベールチーズや、ビタミンB1が豊富なブロッコリー、オメガ3脂肪酸を多く含み、脳の血液の循環をよくする青魚、くるみ、オリーブオイルなど、管理栄養士がより効果を上げる組み合わせで考案したレシピは、こちらから!
→ビールやワインと一緒も◎ 認知症予防にオススメのカマンベールチーズのおつまみレシピ
文・構成/介護ポストセブン編集部