猫が母になつきません 第295話「きれる」
またケガです(涙)。肩腱板断裂(かたけんばんだんれつ:肩のスジが切れた状態)。すごく痛そうな名前です。転倒して手をついたり、肩を強打したときに多く発生するそうですが、50〜60才代では自然に腱板が切れて肩が痛み出す場合も。使い過ぎによってすり切れたり老化によっても腱が弱くなり切れやすくなるらしい。私はずっと五十肩だと思っていたのですが、痛みが強くなってきたので念のため整形外科へ。MRIとレントゲンを撮って断裂が発覚。とりあえずは注射を打って様子をみることになりました。五十肩と違って「腱板断裂(けんばんだんれつ)」というのは放置していると悪化するし自然治癒はしません。早期治療が望ましいのですが、私は肩の痛みくらいしばらくすれば治るだろうくらいに考えていて何ヶ月も我慢してしまいました。「五十肩」って言葉が気安くてよくないですよね。みんなが一度は通る道、みたいに思い込んでいるし。腱板断裂…言葉の圧が違う(重)。自分で決めつけないで早く病院に行けばよかったと後悔しています。今回診断していただいた先生には以前右足骨折と左肩の関節が癒着した時もお世話になっていて、今度は右肩…こんなに毎回部位変えてくる患者は珍しいと思います。残るは左足…コンプリートしないように気をつけようと思います。
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作者プロフィール
nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。