テレビ番組でおなじみ『古典酒場』編集長・倉嶋紀和子さんおすすめ“全国絶品おつまみ”お取り寄せ4選
おうちで過ごす楽しみのひとつに「家呑み」がある。人目も時間も気にすることなく、マイペースにお酒を味わうことができるので、長引くコロナ禍のなかでもエンジョイしている人も多いのでは。お酒のおとも“おつまみ”もこだわれば、気分も上がりますよね。
そこで、居酒屋トーク番組『二軒目どうする?』(テレビ東京系)でレギュラー「おつまみさん」として出演する、『古典酒場』編集長の倉嶋紀和子さんが、全国のおすすめおつまみを教えてくれました。どれもお取り寄せできるので、お気に入りのものを見つけてみて。いつものおうち時間を格上げしてくれますよ!
古典酒場編集長 倉嶋紀和子さん|おすすめ家呑みお取り寄せグルメ4選
大衆酒場を日々呑み歩く『古典酒場』創刊編集長の倉嶋紀和子さん。仕事柄、とにかく数多くの酒場を渡り歩いている倉嶋さんは、自粛下で休業する酒場が多かった中、テイクアウトで、家呑みでも変わらず「酒場のご飯」をずっと食べていた。
「いつもお世話になっている酒場のかたのお役に少しでも立てればと、行きつけの店におつまみを買いに行っていました。食べるときは店主さんの顔を思い浮かべながら食べると、またおいしいんです」(倉嶋さん・以下同)
東京以外の飲食店から通販を始めたという連絡を受け、お取り寄せも始めたおかげで、自粛期間はなんとなかなか行きづらい、金沢にあるバーのつまみまで楽しんでいたというから驚きだ。
「何が悲しかったかというと、酒場の女将や店主に会えないこと! そこで、お世話になっている酒場の店主さんたちと時間を合わせてリモート呑み会もしました。乾杯をして、5時間くらい呑み続けて二日酔いになったりして(笑い)」
■【東京】コクテイル書房『文学カレー「萩原朔太郎」』
古書店と居酒屋が合わさったようなコクテイル書房で販売されているレトルトカレー。萩原朔太郎の詩『雲雀料理』の世界が体感できるというのがウリだ。
「大酒呑みだったという朔太郎のために、日本酒やさまざまなスパイスが入っており、これが二日酔いに効くカレーなんです! 呑んだ翌朝、またビールを呑みながら食べるのがいいんです(笑い)」。
公式サイト:https://cocktailbook.thebase.in
■【東京】ベルク『レバーパテ食べ比べセット』
レバーが苦手な人にも食べてほしい、新宿駅東口・徒歩1分の場所にあるビア&カフェ『ベルク』の新鮮なレバーパテ。粒入りはレバーパテにタン、ハツが入り、つぶつぶ食感がアクセントに。
「いちじくのパンと合わせて食べると、レバーパテのおいしさが倍増します! ワインのおつまみとして食べることが多いですね」。
公式サイト:https://berg.official.ec
■【石川】広坂ハイボール『スモークチーズ』『黒胡椒のスモーク』
「広坂ハイボールさんの燻製は、どれもウイスキーの『デュワーズ』と合わせるのが好きです。チーズはそのままスライスしても美味ですが、少し厚めにカットしてフライパンで軽く焼き直すのがお店のおすすめ。黒胡椒はホールのままウイスキー樽のチップでじっくりスモークされていて、ウイスキーに入れたり、カルボナーラや燻製料理にもよく合います」
公式サイト:https://highball.thebase.in
■【熊本】肉の大栄『馬刺し赤身・モモ』
モモは、地元の人に好まれるやわらかい部位。刺身としてだけでなく、たたきにしてもおいしい。
「私は熊本出身なのでお正月には必ず馬刺しを用意します。『肉の大栄』は熊本地震があったとき被害が大きかったエリアにあるお店なので、気持ち的に少しでも寄り添っていけたらという思いを込めて、取り寄せています」。
公式サイト:https://nikuno-daiei.com
◆古典酒場編集長 倉嶋紀和子さん
大衆酒場を日々呑み歩く『古典酒場』創刊編集長。居酒屋トーク番組『二軒目どうする?』(テレビ東京系)では、レギュラー「おつまみさん」として居酒屋を紹介している。
<倉嶋紀和子さんの家呑みマイルール>
片付けを簡単にするため酒の種類は少なめ、でも量は豊富に。
取材・文/苗代みほ
※女性セブン2022年1月20・27日号
https://josei7.com/
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