「さんまの蒲焼缶」で作るオシャレなおつまみ、大満足のおかず5品
さんまといえば、蒲焼き缶。そのままで食べてもいいけれど、料理の素材として使っても旨みたっぷりで美味しいですよ。さんまの蒲焼缶に詳しい魚のプロがアレンジ料理のレシピ5品を考案してくれました。ササっとできるので時間がないときにも助かります。お好みに合わせて調節できるので、しっかり味のものは調味料も少なめにしてOKですよ。
さんまとまいたけのアヒージョ
にんにくを効かせてバゲットにのせてワインとともに!
<材料・作り方>
【1】鍋にたれを切ったさんまの蒲焼き1缶分とまいたけ1パック(適量)、輪切りにしたにんにく1片、輪切り赤唐辛子適量、花椒大さじ1を入れる。
【2】オリーブオイルとサラダ油を半量ずつ合わせ(適量)、ひたひたに注ぎ、弱火にかける。ふつふつとしてきたら止める。好みで塩をふる。
さんまとアボカドのオーブン焼き
1缶丸々たれも残さず使う、さんま缶の洋風おつまみ。
<材料・作り方>
【1】耐熱容器に切ったバゲット適量を敷きつめ、その上に種と皮を除いてスライスしたアボカドとスライスしたトマト各1個分、さんま蒲焼き1缶分を並べる。
【2】缶に残ったたれと黒こしょう適量をふり、オリーブオイル適量を回しかける。
【3】ピザ用溶けるチーズ適量をのせ、250℃のオーブンで5~6分焼き色をつける。
●上記2レシピで使った“さんまの蒲焼缶”はコレ!
「千葉産直サービス 大人の蒲焼」
固形量70g、内容総量100g、 486円
さんまのポテサラ
さんまの蒲焼きといぶりがっこ、食感の組み合わせが絶妙。
<材料・作り方>
【1】じゃがいも(男爵)中2個(300g)は皮をむき4等分に切って鍋に入れ、水をひたひたに注ぐ。塩小さじ1を加えて水からゆでる。竹串が通ったらざるにあげ、粗熱を取る。
【2】【1】を粗くつぶし、マヨネーズ大さじ4と塩少量を加えてよく混ぜる。
【3】粗切りにしたいぶりがっこ50gとほぐしたさんまの蒲焼き1缶分、スライスした玉ねぎ中1/2個を【2】に加えて混ぜる。器に盛り、2cm幅に切った貝割れ大根適量を散らし、好みで黒こしょうをふり、とんぶりをのせる。
●使った“さんまの蒲焼缶”はコレ!
「田原缶詰 元祖 ちょうしたのかばやき さんま」
固形量80g、内容総量100g、213円
さんまの竜田揚げ風
すだちを添えてさっぱり。味つけ不要のさんまの揚げ物。
<材料・作り方>
【1】さんま蒲焼き1缶分をキッチンペーパーなどでおさえて、たれを取り除く。ししとう6本はつまようじで穴を開ける。
【2】らっきょう6個と青じそ2枚は刻んで炒りごま小さじ1と和える。
【3】【1】に片栗粉適量をまぶし、熱したサラダ油適量で揚げ、器に盛りつける。【2】と、好みですだちを添え、七味唐辛子をかける。
●使った“さんまの蒲焼缶”はコレ!
「田原缶詰 ちょうした 極みの逸品 さんま蒲焼」
固形量80g、内容総量100g、302円
さんまのそぼろ丼
秋の味覚が集合!しいたけとれんこんも合わせて使ったのはコレ!
<材料・作り方>
【1】しいたけ2個とれんこん50gを粗みじん切りし、れんこんは酢水につけたあと水気を切る。
【2】フライパンにサラダ油大さじ1を熱して【1】を炒め、れんこんに火が通ったら、さんまの蒲焼き1缶分をたれごと加える。酒・みりん各大さじ1、しょうがの千切り1/2片分、しょうゆ小さじ1を加え、ほぐしながら水分を飛ばして炒める。
【3】ボウルに溶き卵2個分、砂糖小さじ1、みりん小さじ2、塩少量を混ぜ合わせ、別のフライパンに注ぎ入れる。中弱火~中火でよく混ぜながら炒り卵を作る。
【4】丼にご飯を盛り、【2】と【3】を盛りつけ、ゆでたさやえんどう適量を斜め切りにして添える。好みで粉山椒適量をふりかける。
●使った“さんまの蒲焼缶”はコレ!
「田原缶詰 元祖 ちょうしたのかばやき さんま」
固形量80g、内容総量100g、213円
さんまで鰻(う)ざく風
さんま蒲焼き缶をうなぎの代用に!
<材料・作り方>
【1】酢・しょうゆ・みりん・だし(白だし小さじ1、水大さじ11/2)各大さじ2を小鍋に入れひと煮立ちさせ、粗熱を取って冷ます。
【2】きゅうり1本を薄切りにし、塩小さじ1/4を加えて軽くもみ込み、3~4分おいて水気を絞る。【1】と合わせる。
【3】さんまの蒲焼き1缶分を容器に移し、電子レンジで1分ほど加熱し3cm幅に切る。【2】と一緒に盛りつけ、針しょうが適量をあしらう。
●使った“さんまの蒲焼缶”はコレ!
「田原缶詰 ちょうした 極みの逸品 さんま蒲焼」
固形量80g、内容総量100g、302円
教えてくれた人
●料理研究家・フードアナリスト 近藤小百合さん
築地場外にて魚をメインにした料理教室「レリエキッチン」を主宰。魚にこだわり、リスペクトして手軽にできる料理を提案。
●鮮魚店店主・料理研究家 柳田昇さん神奈川・厚木で60年以上続く鮮魚店「魚武」の三代目。魚の捌き方や料理を紹介するブログ『魚屋三代目日記』が人気。
●サカナバル 森山佳和さん新鮮なシーフード料理に特化したバルの先駆け。YouTube『Have a Nice Can!』ではオリジナル缶詰の製造過程を公開中。
●郷土料理と日本酒のお店「郷酒」女将 兼 料理人 鈴木万美さん
岩手の食材を中心に全国の郷土料理に腕をふるう。さんま水揚げの地出身で無類のさんま好き。
撮影/玉井幹郎、柏木ゆり、五十嵐美弥(本誌)
※女性セブン2021年10月28日号
https://josei7.com/
●「さんまの蒲焼き缶」ベスト12 メーカーで違う味つけ、形状を専門家が解説