ひとりで最期まで自宅で快適に暮らすための21のルール【役立ち記事再配信】
【1】訪問介護
利用者が在宅のまま自立した生活ができるよう、ヘルパーが自宅に訪問して食事・入浴・排泄などの身体介護や掃除・洗濯・調理などの生活援助を行う。
【2】訪問入浴
スタッフが自宅を訪問し、業者が持参した浴槽で入浴介助をする。前後に看護師による健康チェックを受けることもできる。
【3】訪問看護
看護師が自宅を訪問し、病気や障害に応じた医療の相談や生活のアドバイスをする。主治医の指示を受け、病院と同じような医療処置も行う。
【4】訪問リハビリ
医師が必要と判断した場合、理学療法士や作業療法士などのリハビリ専門職が訪問してリハビリを行う。
【5】定期巡回・随時対応型訪問介護看護
安否確認から医療処置まで、24時間365日必要なサービスを必要なタイミングで提供する。比較的新しいサービスのため、まだ数が少ないのが難点。
【6】デイサービス(通所介護)
利用者が日帰りで介護の専門施設に通い、食事や入浴などの日常生活の援助、機能訓練などのサービスを受ける。
【7】デイケア(通所リハビリ)
医師が常駐した介護施設や病院、診療所などに通い、日帰りでリハビリを受ける。
【8】ショートステイ(短期入所生活介護)
短期の宿泊で入浴、食事の介助などを受けることができる。連続利用日数は30日まで。
【9】住宅改修費の支給
介護認定のレベルに関係なく、リフォームにかかった費用20万円までのうち自己負担の割合によって7~9割が支給される。
【10】福祉用具の貸与・購入補助
ポータブルトイレや入浴補助具など、特定の介護用品を購入またはレンタルした場合、その費用が一部支給される。
教えてくれた人
シニア生活文化研究所代表理事・小谷みどりさん、介護・暮らしジャーナリスト・太田差惠子さん、介護評論家の佐藤恒伯さん、高齢者住環境研究所代表・溝口恵二郎さん、生活研究家・阿部絢子さん、秋葉原駅クリニック・医師、佐々木欧さん
イラスト/ニシノアポロ
※女性セブン2020年9月10日号
https://josei7.com/