今こそ食べるべき「最強の魚」ランキング｜食と健康の専門家20人が本気で回答！

＜順位／食品／推薦する理由＞

■血液サラサラ

1位：いわし　

「いわしに含まれるDHAには、血管の弾力性を高めたり、赤血球の柔軟性を向上させる効果が。同じく含有するEPAも血栓を作りにくくして、血流をよくする」（工藤さん）、「EPAの含有量はいわしが食品の中でダントツに多い。焼いて食べる場合は、黒みがかった内臓も一緒に食べると、ヘム鉄、亜鉛などのミネラルも豊富に摂れる」（柴さん）

2位：さば

「DHAやEPAに加え、ビタミンDが豊富。血液をサラサラにしてくれるうえ、酸化も防いでくれる」（黒田さん）

■美肌

1位：鮭

「アスタキサンチンが持つ高い抗酸化力で、老化の元凶となる活性酸素を除去。紫外線によるシミ、しわ、たるみを予防し、肌にハリと弾力を与えてくれる」（工藤さん）、「身だけでなく、コラーゲンのもとになるグリシンが豊富な皮もぜひ食べてほしい」（菅原さん）

2位：かつお

「かつおに含まれるビタミンB6には筋肉や血液を作るのを助け、皮膚や粘膜を健康に維持する働きがある」（清水さん）

2位：まぐろ

「ビタミンA誘導体のレチノールには、毛穴を引き締めて、ニキビや小じわを減らし、肌の代謝を高める効果がある」（小倉さん）

■免疫力

1位：鮭

「アスタキサンチンという抗酸化物質には、免疫を強化する働きがある。ビタミン類やDHA、EPAも豊富で、いま体にとって必要な成分がすべて入っている」（黒田さん）

2位：わかめ

「免疫力を上げるには腸内環境を整えることが大事。わかめがふんだんに含む食物繊維を積極的に摂ることで腸内環境が良好に」（片村さん）

2位：いわし

「多く含有するビタミンDにはカルシウムの吸収を高め、骨を丈夫にする働きに加え、免疫機能を調整して、感染症に関与する働きも」（藤岡さん）

2位：うなぎ

「ウイルスや細菌の侵入口となる口や鼻の粘膜を正常にさせる働きがあるビタミンAやムチンが豊富」（望月さん）

上位を独占した青魚が体にいい理由